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2022.12.10-11希望創発研究会(12月例会・オンライン)を実施

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2022.12.10-11希望創発研究会(12月例会・オンライン)を実施

2022年12月23日

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12月10日(土)-11(日)、高知大学希望創発研究会(12月例会・オンライン)を実施し、県外企業人、高知県内企業人合わせて8名、学生14名、その他関係者19名の計41名が参加しました。

1日目
進捗状況報告会、チーム対話

 6月から行ってきたチーム活動の進捗状況について報告を行いました。これは3月に行われる最終報告会に向けて、聴衆から質問や意見をいただくことで課題に気付き、残り3ヶ月となった研究会の取り組みについて整理するための機会です。チームメンバーがシャッフルされた小グループに分かれて、各チームからテーマに込めた想いやプロセス等の報告を行いました。
午後からのチーム活動では、いただいた意見を持ち寄り、対話を重ねました。
 

2日目
セミナー「明日からはじめるローカルプロジェクト」
講 師:若狭 健作氏(株式会社地域環境計画研究所 代表取締役)

 身近なところから幸せな街づくりに取り組まれている若狭氏から多種多様な取り組みの事例について紹介がありました。頭で考えるだけで終わらさず、自分が楽しいと思えることを仲間と共に「とにかくやってみる」、「無理なく継続」していく等、研究会活動へのヒントとなることをお聞きすることができました。

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セミナー「好きなことをしていたい人が、会社経営で考えたこと」
講 師:本郷 旬氏(セリオ株式会社 代表取締役社長)
聞き手:越前屋俵太氏(高知大学 客員教授)

 経営においての多様性に先進的に取り組まれている本郷氏を講師にお迎えし、会社の経営方針として社員と共に働く形を追求している取り組みについてのお話しがありました。また、越前屋俵太氏が聞き手となって、なぜ失敗を恐れずに挑戦し続けることができるのかについて語られ、楽しみを感じ、体現している人生観について語られました。

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チーム対話
 午後からはセミナーで感じたことを踏まえて、チーム活動の進め方についてチーム対話を行いました。

 残すところ3か月となった希望創発研究会。今回の進捗報告から得られた気づきを活かして、活動は続きます。

 

 

<参画者の声>
■「明日からはじめるローカルプロジェクト : 若狭健作 氏」より
・起業家というと壮大で自分じゃ絶対にできないと感じていたが、話の中で自分がやりたいことをひたすら行っている姿やそれについてきてくれるような人と行う姿は楽しそうでイメージが大きく変わった。
・全体的に刺激的な内容であったが、特に「とにかくやってみる」、「自分が楽しめないことをなんぼやってもプロジェクトにならん」という言葉が響いた。
・近松門左衛門や後期高齢者というテーマをもとに何かを作るときにありきたりな目線ではなくて「ちょっと外した目線」で考えることが重要ということを学んだ。自分でもちょっと外した目線で物事を考えられるようになりたいし、この研究会を通じて少しはできるようになったかとも思うが、それを意識するとなかなか難しいし、自然体でできるようになるにはやっぱり経験を増やすしかないのか、疑問に思った。

■「好きなことをしていたい人が、会社経営で考えたこと : 本郷旬 氏」   
・成功や失敗に囚われずに、成長に囚われるを体現されている方だなと感じました。自分が楽しくいきるために新しいことに挑戦する本郷さんから、新しい景色を見るためには、ポジティブに努力を重ねていくことが大切であるということを学びました。
・失敗を恐れて挑戦しなくなったら成長は止まる。毎日いろんなことが起こるのが楽しい。うまくいっているだけって楽しいの?という考え方に共感を覚えた。会社に入ってからはなんとなく安定志向になって、失敗含めて日々何事もなく終えていくのがいいことのように感じていたが、確かにそれではおもしろくないかもしれないと感じた。失敗するかも、したとしても「好きな自分」を実現させる動きをしていきたい。
・近くにいる成功した人の話を聞いていると、頭がいい人ほど頭の中だけで考えてしまい行動に移せないという話がよく出てきており、本郷さんのお話でも同様の話題があった。これを受けてつくづく「まず行動する」ことの大切さを学んだ。
 

 

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