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2022.3.5-6希望創発研究会(3月例会)を実施

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2022.3.5-6希望創発研究会(3月例会)を実施

2022年3月31日

3月5日(土)-6日(日)、高知大学希望創発研究会(3月例会)をオンラインで実施し、東京など県外企業人、高知県内企業人合わせて13名、学生14名、参画企業関係者及び修了生8名その他関係者30名の計65名が参加しました。

1日目、令和3年度の最終報告会を下記のスケジュールで実施し、1年間の研究会活動による社会課題の抽出や解決策に対する提案と共にそこに至ったプロセスについてチーム毎に報告しました。ラジオDJが登場したり動画を流したりと、各チームが創意工夫を凝らした発表となりました。日常の業務や学業と並行しながら研究会に参加され、それぞれの立場を越えて本音で話し合い、創発を生み出した参画者のみなさん、本当にお疲れさまでした。

    開会の辞&コメンテーターのご紹介
    全6チームの最終報告(発表時間:20分/チーム)
    ジグザグ方式で質疑応答
    コメンテーター総評
    チーム別の振り返り&全体振り返り
    2018年度から取り組む実践プロジェクトの報告と次年度への展開を発表

<コメンテーターからの総評>
・発表時に使う言葉をきれいにまとめない方が良い。質疑応答の時間で発表者の本音を聞けたからこそ、本当に言いたかったことを言えてなかったのではないかと感じた。自分たちの言いたかったことをどう言語化するのかを、チームで話し深めてもらえたらと思う。

・実現の可能性を考え、マーケットという考え方でいうと対象が広い。みんなが引き込まれるテーマだった。実現の可能性を見出したのが投資ポイントだった。

・課題を設定してそれを解くのは一つのアプローチとして重要で、かなりのクオリティまで来られたと思う。更に大きな価値を作るには、「自己効力感」「ワクワク」「船に乗る」などの提案の中で使われている言葉の世界観を考えて深めること。


2日目、対話を重ねて信頼関係を築いてきたチームメンバー間で、「あなたの○○の発言が議論を進めるきっかけになったね」「敢えて言うと、○○なところを伸ばすと更に良くなると思うよ」など、気づきをプレゼントしあうピアフィードバックを行いました。
そして希望創発センターの特任教授 加藤真氏が全参画者にインタビューを行い、研究会活動についての個人の振り返りを全体に共有しました。
 
修了セレモニーの後、希望創発センターの池田センター長からは「イノベーション創発には必須のお互いが存在を承認し合い、立場を越えて話を真摯に聞く、そんな姿勢で参画していただけたことで、真剣に議論する場づくりができた。この1年間をかけて体得されたことを、これからの生活の中で具現化していただけたら幸いです」との言葉があり、令和3年度希望創発研究会を終了しました。

希望創発研究会の活動にご協力をいただいた団体、個人の皆様、参画企業等関係者の皆様の多大なるご支援を賜りましたこと、心から厚く御礼を申し上げます。

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