【学生団体】見たことがありますか? 車椅子からキャンパスを

2015年12月16日
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 12月16日(水)、S・O・S認定団体「コンパス」が、車椅子体験を通して朝倉キャンパスのバリアフリーを考える「学内車椅子体験」を開催しました。参加した学生たちは、車椅子に乗るほうと介助を交互に行い、駐輪場や図書館などを回りました。体験後のワークショップでは、健常者では気づきにくい学内のバリアについて意見を出し合いました。

コンパスの立ち上げた学生二人は、地域協働実習で高知市中心商店街にあるタウンモビリティステーション「ふくねこ」で実習をしてきました。その中で身近なところに多くあるバリアに関心を持ち、よさこい祭りに合わせた商店街のバリアフリーマップの制作などに取り組んできました。
今後、車椅子体験を学内だけでなく商店街内でも開催し、バリアフリーについての取り組みを深めていく予定です。学生の感想をご覧ください。

○人文学部2年 女子
 今回の「学内車椅子体験」は自分たちにとってとても貴重なものになった。
今回のイベントは初めて実際に自分たちが運営にまわり、企画したものだったため、自分たち自身、期待と不安があった。予想していたよりも参加者も多く嬉しかった。
今回の企画を行うきっかけになったのは、「タウンモビリティステーションふくねこ」へ行った時に出会った高校生と話をしたことだった。地域とつながっていきたいという高校生たちから「どんなふうにやっていったらいいですか?」という質問を受け、「まずは学校で車椅子体験等やってみては」という私たちのふと思いついた考えが今回のイベントへつながった。私たちもやってみたいという想いから形となり、ふくねこの笹岡さんをはじめとする沢山の方の協力もありイベントを行うことができた。
実際にイベントを終えて、今は嬉しい気持ちでいっぱい。チラシをみて参加してくれた方、私たちの声かけで集まってくれた方。全面的に協力してくれた笹岡さん、福島さん、池田さん、忍さん、伊藤さん。当日見に来てくださった先生方。支援課の方々。私たちの活動を取り上げお話を聞きに来てくださった報道の方々。集まってくれた沢山の方に感謝したい。そして、コンパスのメンバーにありがとうと伝えたい。まだまだメンバーが4人と少ない中、ミーティングを重ね、みんなで作りあげることの難しさの中にも、楽しさや大切さを学ぶことができた。
参加してくださった方々と一緒に交流することができ、また、色々な視点からバリアを考え、みんなで自分の個性について共有することのできたこの時間は、私にとってとても貴重な時間になった。そして、参加者の笑顔を見ることができ、楽しんで帰ってくださったことが何よりうれしい。
またこれからも、今回の「学内車椅子体験」の反省を踏まえ、コンパスのメンバーで話し合い、沢山の方に相談させてもらいながら、活動を増やしていけたら嬉しい。
 
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