【えんむすび隊】山菜を採って、食して、考えよう!in本山町汗見川

2016年4月24日
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 2016年4月24日日曜日、えんむすび隊は本山町汗見川ふれあいの郷清流館を訪れました。

 息をのむほどに美しい清流が魅力の本山町汗見川ふれあいの郷清流館では、手打ちそば体験や石釜ピザ焼き体験など“田舎”を満喫できるプログラムを用意されていて、子供から大人まで様々な体験が楽しめる施設です。今回は“今が旬”の山菜収穫体験と加工体験をえんむすび隊の学生が体験させていただくことになりました。

 予報では雨マークだったため心配された天気も問題なく、えんむすび隊は山菜の収穫へ向かいました。この日の狙いはタケノコとイタドリ、タラの芽です。地域の方に取り方を教わりながらクワや高枝切ばさみを手に挑戦しました。どの山菜もうまく収穫できた時は大喜びで、次も次もと収穫するうちに大きな袋がいっぱいになりました。
 
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 昼食は清流館で一般の方々が手打ちそば体験で打ったそばや、山菜の天ぷらなどの汗見川の恵みを味覚で堪能しました。

 昼食後には、手打ちそば体験をされていた方々と一緒に山菜の加工を体験しました。タケノコの保存方法やイタドリの下ごしらえの方法を一通り説明していただいてから、なかなかむき辛いイタドリの皮に悪戦苦闘しつつも地域の方たちと楽しくお話をすることができました。

 

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 最後に、今日一日のツアーを通して一人ずつプレゼンを行いました。山菜を活かすツアーなど、一人一人の提案を丁寧に、熱心に聞いて頂くことができました。

 お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

 

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 以下に参加した学生の声の一部をご紹介します。是非ご一読ください。

●地域協働学部地域協働学科1年女子
 感じたことは、まず何よりも川が透き通る青緑色でとても美しく空気がおいしいという事です。人が多い都市部では絶対に味わえない自然に包まれる感覚がとても気持ち良かったです。案内役をしてくださった方々もとても親切に接して下さり、「滑らないように」等、細々の注意や安全な場所を選んで活動をさせてもらいました。おかげで山菜取りに集中することができました。地元の方が山菜の食べ頃の時期や大きさ、食べ方についても教えて下さって、もしこれから自分で山菜とりをする時にも役に立てる知識を得られて良かったです。タケノコの保存にあんなにもたくさんの塩を使うことには驚きました!

 

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●人文社会科学部人文社会科学科1年女子
 もし自分が政治家になったら、雑草だらけの田畑に豚を放したり、むしろ都会に住むことが不利になるような環境を作ったり、仕事に納得していない人や仕事の無い人を第一次産業に就かせたり、少量の売買でもガソリンスタンドが成り立つようにしたり、林業に関しては林業の必要性・重要性を一般にもっと広めたり、作業中の事故が減るような器具を開発したり、国産の木材をもっと高く買い取れるようにしたり、などと考えていました。今日お話を聞くまで考えた事もない分野でした。政治家になること(外から変えること)を考えるよりも、内側からどう変えられるかを考える方が現実的な気もしますが、大きな権力により良くなることはもっともっとあるのではないかと思ってしまいます。
 川には飛び込みたくなり、山を走り回りたくなりました。この街の風景・雰囲気が好きです。受験のための勉強よりもずっと山菜の見分け方や間伐の仕方を勉強して身につけたかったなと思いました。

 

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●人文学部国際コミュニケーション学科3年女子
 地域での産業、観光、まちづくりの課題や問題を実際に体験しながら考えることができた。若い人が参画できる仕事やイベントが求められていると話を聞いて、もっと山村でできることが発見されて多様な暮らし方が増えていくといいと思う。都市部に流れていく人口、若者が多い中、地域おこし協力隊など新しい取り組みも導入されて地方の独自性が存続していって欲しいと思う。

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