【地域中小企業人材バンク事業】コラボ考房プロジェクトチーム「まけまけいっぱい」が土佐町の株式会社FPIさんを訪問

2016年1月18日
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 平成27年度、コラボ考房プロジェクトは高知県で活躍する企業の方に学生チームのアドバイザーとして関わっていただいております。9月に採択された「まけまけいっぱい」は農村留学企画の実現へ向けて活動を始めたチームです。アドバイザーとしては就農事業や生涯教育事業等を展開する株式会社FPIさんにご協力いただき、活動に関して貴重なアドバイスをいただいております。

 

 2015年11月17日と2016年1月8日、土佐町にある株式会社FPIさんのオフィスにお邪魔し、南さん、冨金原さんそして大阪本社に在籍する統括マネージャーの林さんとはSkypeと通じてのミーティングを行いました。

 

 「僕らは何をお手伝いしたらよいですか?」との林さんからの問いかけに対し「実施地や日程が決まっていないのでアドバイスが欲しいです」とのリクエストからミーティングがスタートしました。下記は参加した学生の感想です。ご一読ください。

 

 

(地域協働学部 女子 1年)
 今回は2回目のFPIさん訪問で初めての林さんとお話ししました。初Skype+初林さんで少し緊張でした。しかし林さんは自分の経験はもちろん私たちの思いもくみ取ってくれ的確な突込みやアドバイスをくだりとても有意義な時間となりました。何から行動していいかわからず、うやむやだった私たちも活動に方向性が見えてきました。話の中には実際問題となってくることへのアドバイス、やっておくべきことも出てきました。例えば農家は急なキャンセルに備え多めに探した方がいいこと。0から農家探しをするのでなくまず行政に受け入れてくれる農家はありそうか聞く。参加者を募集する際、農家さんに紹介してもいい人か面接をして判断をした方がいい。などと自分たちにはない発想ばかりで自分たちの活動を実現させる第1歩になりました。次回の面談までにより企画をつめ、より実現に近づける時間になるよう頑張っていきたいです。

 

(地域協働学部 女子 1年)
 先日FPIさんへ訪問に行き、印象的だったことは、実施地での信頼関係を構築していかなければならないということです。私たちにとって、とても重い言葉のように感じると同時に、モチベーションがわいてきました。FPIのメンバーのみなさんは、土佐町ではじめて活動する時に何度も土佐町の農家の方のところへ赴き、コミュニケーションをとることで信頼関係を築き上げていったということでした。
 あの後メンバーで話し合い、実施地は黒潮町にすることに決定しました。地域理解実習で実習地が黒潮町のメンバーもいますが、私たちは黒潮町について、まだ何も知りません。このプロジェクトでは、地域の魅力の再発見が最も参加者に伝えたいことですが、まだ自分らが黒潮町の魅力に気づいていません。文献ではわからない魅力や生の声を知っていかなければならないのだと、今回の訪問で強く感じるようになりました。これから何度も何度も黒潮町の役場や民宿、農家・漁家に足を運び、信頼関係を築くとともに、魅力について勉強できたらいいと思います。

 

(地域協働学部 女子 1年)
 FPIさんとSkypeで話をした時に私たちの考えや企画についてしっかりと聞いてくれたし、土佐町についての 概要を細かに教えてくれたし、FPIさんが「おむすびーず」で土佐町で活動してきた内容や、今の私たちが悩んでいる、農家さんとどう連携をとるかや、謝礼について、地域の人に私たちのプロジェクトを分かってもらうにはどうしたらいいと思うか、FPIさんはどうしてきたのかという質問にも、丁寧に話してくれて、さらに、その後の自分たちの行動についてもアドバイスをもらって、次の日のミーティングも内容が濃く充実していました。FPIさんは、自分たちよりもすべてのことについてずっと計画的で、その通りに実行しているところを、自分たちも見習わなければならないと思いました。

 

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