【地域中小企業人材バンク事業】コラボ考房プロジェクト活動チーム「スポーツ化組合」が「第5回スポーツゴミ拾い大会」を開催

2015年12月20日
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 この時期にしては暖かい天候に恵まれた2015年12月20日(日)、高知市中央公園で、「第5回スポーツゴミ拾い大会」が開催されました。この大会はコラボ考房プロジェクト本格コースとして活動する「スポーツ化組合」が、高知市中心商店街と高知市、日本スポーツGOMI拾い連盟のご協力のもと運営しています。今回は、ちびっこから企業の方まで、総勢98名18チームの方が参加した熱気あふれる大会となりました。そして参加者みなさんの活躍の結果57.89kgものゴミが収集されました。優勝はなんと10.7kgのごみを集めたチーム「高知銀行ボランティア活動部」(株式会社高知銀行)に決まりました。
下記に、大会運営事務局として奮闘した学生からのコメントを掲載します。ご一読ください。

 

○人文学部2年生女子
 12月20日(日)に無事、第5回スポーツGOMI拾い大会を開催することができました。当日は、青空の下、恵まれた天候で迎えることができました。今回の大会は、2回生中心で話し合いや企業勧誘などを行いました。前回大会では、先輩が中心となって行ってくれて、それについてサポートする形であったので、今回はイベント当日を含めすごく不安でいっぱいでした。先輩たちから、今までの活動やこの時期にはこのようなことをしたらいいと教えていただき、自分たちで分担しながら行っていくうちに、知らなかった細部まで様々な人たちにお世話になっているということが分かり、改めて関わって協力してくださる周りの方々に感謝する機会になりました。また、今回は、以前のブラッシュアップ会で「企業に実際に訪問し、環境保全活動やゴミ拾いについての意識調査やインタビューをしてみては。」というアドバイスをいただいたこともあり、事前に調べた社会貢献活動やボランティアを積極的に行っている3社に訪問しに行き、様々なお話を伺ってきました。その中で、ミタニ建設さんから2チーム、高知銀行さんからは毎回参加してくれているチームが今年も参加してくれました。正直、中心となって動いていくこと自体、初めてのことだらけで不安もあった上に、新たなことを行うことに戸惑いもありましたが、今振り返ってみると、新しい交流関係もでき2回生どうしも一緒にいる時間が多かったので、さらに仲良くなれて良かったです。また、当日の動きや対応力はやはり先輩はすごくて、もっと先輩たちに近づけるように頑張ろうと思いました。参加者の方々が楽しそうにゴミ拾いをしてくださっていて、私達も楽しみながら行えたので、改めてスポーツGOMI拾いは素敵なイベントだなと感じました。

 

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○理学部2年生女子
 今回の第5回スポーツGOMI拾い大会は、2回生が主体となって初の運営でしたが、全体的にとても満足しています。というのは、前回大会までの反省や様々な改善・工夫を凝らして、本番起こりうる問題を予想しながら、しっかり準備ができたことにあると思います。中でも私が一番成功したと思う点は、競技後の計測です。今までは、チームの袋がバラバラに置かれていて探すことで時間をロスさせていましたが、今大会からはチームごとにビニール紐で縛ることをお願いし、計測時間を約半分にまで短縮することができました。また、本番までの取り組みとして3社に企業訪問できたことがとても大きかったと思います。訪問した企業さんはもちろん、ブラッシュアップ会で知り合った企業さんにも参加していただき、1つ1つの出会いを自分たちのものに出来ている気がします。帯屋町商店街の理事長さんに挨拶へ行ったりと、今までに気付かなかった細かな面も少しずつ配慮できるようになってきたと思うので、より視野を広げた活動をしていけたらと思います。スポーツGOMI拾い大会だけに言えることではありませんが、やはり挨拶やお礼は絶対に怠ってはならないことを再確認しました。社会におけるマナーや礼儀として、自分たちの信頼にも関わってきますし、これからも抜かりのないよう確実に行っていこうと思います。
 今後は後継者を募るとともに、マンネリ化を防ぐ新たな活動も行っていけたらなと思います。

 

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○人文学部2年生女子
 私は、12月20日に開催されたスポーツGOMI拾い大会の司会を担当させてもらいました。この司会という立場から、大会当日のことを振り返ってみると、大会は、基本的にスムーズに進んだのではないかと感じました。無事、チーム数も審判数も集まり、当日も遅刻する人もほとんどいなかったので、参加者の方々に対する連絡事項もきちんと行きわたらせることができていたのではないかと感じました。私は、大会中は本部の方で打ち合わせをしていたので、本番の参加者の方の様子などは直接見ることはできなかったのですが、本部に戻ってきた参加者の方がチームと審判で談笑しながら、たくさんのゴミ袋を持って帰ってきてくれたところを見て、第5回大会のために準備してきてよかったなと嬉しくなりました。一方で、この大会で残った課題は、最後の表彰の際に全チームを呼ぶかという問題です。前回大会から少し変化させるという意味でも、次の大会に向けて、またメンバーで協力しあって話し合いを続けていき、第6回大会も成功させられるように頑張ります。

 

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○人文学部3年女子
 スポーツ化組合を発足して、早3年がたちました。そんな中で今大会第5回スポーツGOMI拾いを開催させることができました。ここまで継続して開催してこれたのは、共催という形で協力してくれる方々、参加してくれる方々、また高知でスポーツGOMI拾いを私たちが開催することを認めてくださるスポーツGOMI拾い連盟がいるからだこそだと感じています。また、今大会は2回生に主体的に動いてもらい、開催させていただきました。このような形で継続できていることも大変嬉しいことですし、今後もスポーツGOMI拾いを継続して高知で開催していくという意味で後継者をつくっていき繋げていくということをしていきたいと思います。さらに、今大会も参加者の皆様がたくさんのゴミを拾ってくださり、綺麗な街となりました。スポーツGOMI拾い自体がゴミを拾いながら競い合うという競技であるため、参加者の皆様も楽しく笑顔でゴミを拾えたのではないかと見ていて感じました。自分にとっての経験や成長にも繋がっています。今後も活動を続けていきたいと思います。

 

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○人文学部3年女子
 私たち3年がこの活動を初めて2年近くが経ち、気が付けばスポーツGOMI拾い大会も5回目になっていて、正直驚きました。5回目となる今大会は2年生が主体となって、準備期間の始めから大会当日の最後まで活動してくれました。私たちがこの活動を始めた1年生のとき、とてもモチベーションが高く、いろんなことを考え、たくさんの方々にこの活動を知って頂く為に積極的に活動をしていました。今の2年生が活動している姿を見ると、自分たちが1年生の時の姿と無意識に照らし合わせてしまい、今の自分の意識を改めることが多かった気がします。そのくらい今の2年生はとても積極的に活動してくれました。そのおかげで、5回目となった今大会で初めて参加して下さった企業の方々、広報しに伺った高校からたくさんの高校生が参加して下さり、約100名近くの方々に参加して頂きました。そして、参加者の方々に「参加して良かった」「また参加したい」「楽しかった」などの言葉を頂いて、本当に嬉しかったですし、自分たちが活動している意味を改めて実感できました。誰かに何かを感じてもらえる場所、時間を提供出来るこの活動をしてきて良かったと本気で思います。
 しかし、大会も5回目となると、「大会当日は何が起こるか分からない」ということは重々承知して準備していましたが、まさにその通りで、予想しなかったことが起きてしまったり、配慮が足りていなかったと思う部分がたくさんありました。それに大会主催者側として何度も大会を開いてきましたが、完璧に「出来た」と思えたときは一度もなかったような気がします。そのぐらい、毎回毎回大会でダメな点はありましたが、その度にそこから学ぶ・得ることも多く、その次の大会の時には必ずその経験が活かされて自分たちの視野も広がりました。
 そして、大会を共同主催して下さっている商店街の安藤さん、市役所の中村さんには、今大会の準備期間も、打ち合わせを重ねる中でたくさんのサポートやアドバイスを頂きました。私たちスポーツ化組合の意識が低いがために大会を中途半端な形で終わらせてしまった時もありましたが、今もこうして変わらず「共同主催という形でやらせて頂いていること」に対して、自分ももうすぐ4年生になり、周りへの意識が変わっていく中で、その「こと」の大きさ・有難さをとても感じています。いつも社会人としての目線で接して下さり、厳しく叱って下さったり、褒めて下さったりと、いつも「言葉」にして私たちに伝えて下さって、キャンパス内では学べないことがこの2年間でたくさんありました。
 次回大会は就職活動が控えている為、参加は出来ないと思いますが、今の2年生には安心してバトンを渡すことが出来ます。私たち3年がこの活動を通してたくさんのことを得ることが出来たように、今の2年生にもこの活動を通していろんなことを学んでいってほしいなと思います。

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