【えんむすび隊】土佐町・いしはらの里で、間伐とハガマご飯に初挑戦!

2015年1月10日
150110-1.jpg
 
 

 

1月10日(土)早朝、えんむすび隊は土佐町の集落活動センター「いしはらの里」へ行きました。土佐町に着くと、まずは雪がお出迎え。インドネシアからの留学生を含む4人は用意してくださったカイロを腰に貼り、ヘルメットとノコギリを身につけて、うっそうと茂る杉林を登りました。

伐採の仕方を地元の方に説明していただいた後、学生たちは恐る恐るノコギリを引いていましたが、メキメキという音と共に杉が倒れると歓声が上がりました。切った木の年輪を数えると20有り、自分たちと同い年であることに感動。徐々に自信をつけた学生たちは、ほぼ予定通りの本数を切り倒し、光が差し込む森に変えることができました。

150110-2.jpg

 

150110-3.jpg

 

山からの帰り道の途中、間伐が行き届いた理想的な森を見た後、先ほど切った木を製材する様子も見学させてもらいました。

 

150110-4.jpg

 

 

お昼はお待ちかねのハガマご飯です。勢いよく燃える炎に暖を取りながら、釜が噴き出すのを待ちました。美味しいご飯と一緒に鶏肉のバーベキューも用意していただき、お腹も大満足でした。

150110-5.jpg

 

150110-6.jpg

 

 

満腹になった後は、「木」×「金」をテーマに、木をお金に変えるアイデア出しでお返しです。林業を取り巻く状況をお聞きした後、学生たちは想い想いの視点からアイデアを考えました。木の看板づくりや虫食い板の無料お土産などでの土佐町の特色づくり、外国人を含めた観光客誘引、家具などに加工して付加価値をつけるアイデアなどをプレゼンしました。学生の感想をぜひご覧ください。

 

150110-7.jpg

 

 150110-8.jpg 

 

◆人文学部3年女子

 今回参加して初めて林業の大変さを知りました。急な斜面で道具を持って切ることは、私ですらしんどかったので、年配の方はもっとしんどいのだろうなと思いました。木の有効活用法は無限にあると思ったので、土佐町も木で売り出していくことはできると思います。また、集落活動センターもあり、地域の方の協力も集まりやすく。域外からの人も活動しやすいので、今までにない活動ができると思います。私は、木で看板やパンフレットを作ることを提案しましたが、地域の方にも好感触だったので良かったです。

 

◆インドネシア留学生男子

Today I felt so happy. Because I learned a lot from Tosa’s citizen. I learned how to cut the tree,count how old is the tree, and solve a problem for citizen. This is really unforgettable experience for me,because this is my first time to get involve directly to the locals. Besides that, I really enjoyed the food that served by locals. People are really warm,friendly&welcome to foreigners. I think this place has a lot of things to be explore not only woods. I hope that from our presentation, the locals could solve their problem about woods.

今日は、多くのことを土佐町の方から学べて幸せでした。木の切り方や樹齢の数え方、地域課題の解決方法など実に多くのことを学びました。今回の体験は本当に忘れられないものになりました。なぜなら、今回、留学期間を通じて初めて高知の地域の方と深く直接的に会話をできたからです。しかも、用意していただいた地元の食事は美味しく楽しかったです。地域の人はとてもあたたかで外国人の自分も歓迎してくれました。私は、このいしはらの里には森だけでなくもっともっと沢山の宝が隠れていると思います。私たちのプレゼンテーションから、何か地域の課題の解決の糸口が見つかることを願っています。

 

150110-9.jpg

 

150110-10.jpg

 

150110-11.jpg

お問い合わせ

コラボレーション・サポート・パーク
電話:0888448932
コラボレーション・サポート・パーク
  • COC+ロゴ(小).jpg