【S・O・S】学生ボランティアセンター、佐川町の模擬訓練へ参加

2014年9月7日
 

9月初旬に佐川町で行われた災害避難模擬訓練にS・O・S認定団体高知大学学生ボランティアセンターのメンバーが参加しました。当日の様子を人文学部1年岩佐美沙さんが報告してくれました。

 

 

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報告書 佐川町ボランティア

 人文学部1年 岩佐美沙さん

 

2014年9月7日(日)に、高岡郡佐川町災害ボランティアセンター模擬訓練が同町黒岩小学校の校庭で、午前10時から約1日かけて行われました。佐川町は県から災害危険区域に認定されている箇所が500以上あり、いつ災害が起きてもおかしくない状況だといいます。今回の模擬訓練は、災害の発生やそれに伴う火事などの二次災害に備えた町をあげてのイベントでした。このイベントにS・O・S認定団体高知大学学生ボランティアセンターも参加しました。当日、参加したのは代表である理学部3年平田瞭平と1年生の岩佐美沙の2名。

 

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 まず私達2人は、JRを利用して朝倉駅から西佐川駅まで行き、そして西佐川駅から現地まではイベント参加者のために用意されていた送迎車を使って移動しました。私達が黒岩小学校に到着すると、そこにはたくさん人が集まっており、中には高知市各地の消防団や県警の方の姿も見られ、消防車やパトカーが立ち並んでいました。これを見て、この模擬訓練はかなり本格的な行事だと改めて実感しました。

それから私達は、高知県社会福祉協議会高知県ボランティア・NPOセンターの職員の仙頭さんという方にお会いし、模擬訓練の詳細を伺いました。この模擬訓練は午前と午後に区切られていて、午前中はいくつかのグループに分かれ、私達の高齢者宅を訪れて草取りやゴミ出し、掃除を行いました。そして午前と午後の間にとられる昼休憩には、炊き出しで作る非常食が振る舞われ、午後からは、模擬訓練と消防体験が実施されました。

 

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10時頃から開会式が行われると、私達はその後さっそく近くの高齢者宅に向かい、1時間程度草取りをしました。作業が終わるとその家に住むお年寄りが喜んでくださったので、ボランティアの喜びを感じ、良い体験をしたと感じました。昼休憩には炊き出しの非常食をいただきました。

この模擬訓練の参加者は、お年寄りが大多数であり、その他の年齢層が圧倒的に少なかったです。災害時にはお年寄りよりも体力的に有利な若い世代の人が役に立つと思うので、それらの世代の人もこういった災害訓練に参加していただけたらとの思いを新たにしました。

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