「竹あかり」で地域の未来を照らします!芸西村竹あかり制作ワークショップに学生が参加

2014年9月23日
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10月4日に芸西村琴ヶ浜で開催される「観月の宴(うたげ)」で幻想的な竹あかりで地域を盛り上げようと企画された竹あかりワークショップに高知大生もボランティアとして参加しました。

 当日の様子を高知大学地域コーディネーターの赤池慎吾先生にご報告いただきました。

 9月23日、芸西村教育委員会からの呼びかけで高知大生6人と竹あかり制作ワークショップに参加しました。竹あかりとは、竹に大小異なる穴を開け、内側にろうそくをともすことで幻想的な光の空間を演出する日本のランプシェードです。当日は、「竹あかりを新たな日本の文化に」をキャッチフレーズに全国で活躍する竹あかり演出家「ちかけん」さんを講師にお呼びし、地域の方々をふくめ総勢約40名で作業を行いました。
 まず、伐採された竹を定められた寸法にカットし、穴を開けるための図面を竹に直接貼り付けます。 

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 次に、電動ドリルを使って図面通りに大小さまざまな穴を竹に開けていきます。これがかなりの重労働です。穴の大きさによって分担し、約30本の竹の細工を終えました。

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 できあがった竹あかりに火をともすと・・・幻想的な光に包まれました。学生からも笑顔がこぼれます。

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 最後は、全員で記念撮影。お疲れ様でした。なお、今回制作した竹あかりのお披露目は、10月4日に芸西村琴ヶ浜で開催される「観月の宴(うたげ)」で活用されます。

 以下は当日参加した学生の感想です。

 

◆人文学部1年 女子

 

 今回の活動は思ったよりも重労働でしたが、竹あかりが完成した時の達成感はとても大きかったです。地元の方たちと一緒に竹に型紙を貼ったり穴をあけたりと作業ができ、気持ち良かったです。また、他学部太学年の学生と話す機会は貴重でした。今回の活動では、最近竹が必要なくなってきていて、以下に活用するかが地域おこしでもポイントになってくるという話を聞きました。その土地にある自然を活かして、地域が活気づくような活動が何か出来ないか考えるきっかけになりました。高知県は山や中山間の地域が多くあるので、また機会があれば他の地域でもこのような活動をしてほしいと思います。今日は良い経験が出来ました。実際のお祭りで火の灯った竹あかりも見たいです。

 

◆教育学部1年 女子

 

 まず竹あかりと聞いて、竹を切ってろうそくを入れて並べるということしか思いつきませんでした。しかし、今日参加してみると、予想もしていなかった竹に穴をあけて模様を作っていくというもので驚きました。この活動に参加して良かったなと思うことが、地域の方々や市の職員さんたちと何気ない会話ができたということと、竹あかりについて知ることができたことです。市や村や町の役場の人たちは、いかに地域を活性化するのかを考え、自分たちの周りにある自然で何か地域一帯で出来ることはできないかと考えていることを知りました。いつも市内で暮らしていると気づかないことが一歩外に踏み出てみるとこんな素敵な活動ができて良かったです。


 

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