【イタリア留学日記】佐賀美裕さん:エヴリデイ、グラッツェ!

2014年8月20日
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*8月19日(火)

 

 

午後11時過ぎ。高知駅のバスターミナル。夜行バスに乗り関空に向かいます。母に見送ってもらい、そこから私の長―い、長―い、旅が始まりました。

 

*8月20日(水) long long trip*

午前7時半。関空に到着。集合の11時までカフェに居座りながら時間が過ぎるのを待ちました。集合し。いろいろな手続きを終え、いざ出発ゲートへ!

今回のフライトは中国南方航空で、関空→広州→アムステルダム→ローマ→カリアリというルートでした。
外国の航空会社ということで、不安がいっぱい、そして2回の乗継と広州での7時間のトランジットと、スタートから不安ばかりでした。しかし、そんな中でも自分の中ではこれから40日の海外での生活が始まるという実感がまったくわいてこない!この飛行機に乗ってもすぐに帰ってくるようにしか思えませんでした。

午後13時半。搭乗時刻になっても、搭乗がはじまらない...前の到着が遅れているようなのです!安定の遅延なんだなと思いながら待ち続けると、私たちの出発時刻くらいに到着しました。それから30分と少しで搭乗開始。次への準備が早すぎてさらに不安はつのる一方でした。

しかし、乗ってみると想像以上にいい!大丈夫なんだと不安はすぐに消えていきました。機内食もおいしく、安心しきっていました。この時は!!!

4時間ほどのフライトで広州に到着!しかし、前の日の夜行バスから座りっぱなし!腰がいたい!広州の空港のベンチには手すりがついているので、寝ころべない!腰の痛さとの戦いでした^^; 本を読んだり、うろうろしたり、そうしているうちに時間は過ぎ、やっとのことで搭乗!

飛行機は広州までのよりも大きくなり、アムステルダム行ということもあり、ヨーロッパ系のお客さんが多いように感じました。テレビもついていて、映画の種類も豊富!退屈することがないだろうな!と安心。しかし、機内食!!!箸が進まない!!!さっきのおいしさはどこへいったんだとがっかりでした(笑)

そんなこんなでアムステルダムに到着。周りをみると、白い!背が高い!美人!イケメン!そんな人たちばかりでした。(笑)

そこからはあっという間で、ローマに到着し、いざカリアリへ!1時間ほどで到着しました。空港の外にでるとビックリ!リゾートというにふさわしい景色いっぱいでした。これから始まる生活にわくわくしていました。

 

*8月21日(木) ここがカリアリ!*

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空港に迎えに来てくれていたダニエラに家まで送ってもらい、家の周りを少しだけ歩いてみることに。私たちが住む家は歴史的な場所にあり、観光地として多くの人々が訪れていることがわかりました。日本とは全く違う景色に、雰囲気に、時間の流れに、一瞬で魅了され、この土地で少しでも滞在できることに嬉しさでいっぱいでした。

ダニエラに別れをつげ、夜の街に出ていきました。どこになにがあるのかわからない。さらに、イタリア語はわからない。さっきまでの嬉しさとは裏腹に、やっていけるのかとだんだん不安がつのっていきました。しかし、喋ってみると通じる!なんとかいけそうだと実感しました。

夜の街を歩いて感じたのは、夜遅くても子ども連れの家族がいっぱいいること。日本ではあまり見慣れない光景。10時をすぎても小さな子どもを見かけること驚きました。

家に帰り、部屋を決め、順番にお風呂に入り、やっと!やっと!のことで寝ころべる!その嬉しさでいっぱいでした。(笑)

 

*8月22日(金) カリアリ散策!*

昨日は少ししか街を歩けなかったので、散策することに。カフェやBarが本当に多い。昼間からお酒を飲んでいる人々もよく見かけました。そこは高知と似ているところかも??(笑)

スーパーを探してみたところ、家の近くに小さなマーケットを発見。肉屋、魚屋、ハム・チーズ屋、日用品などなんでも屋、お土産屋が合わさったローカルな雰囲気でした。そこのおじさん、お兄さん達がすごくいい人達で、イタリア語がわからない私たちにジェスチャーなどで教えてくれました。本当にいい人達!これから、毎日通おうと思った瞬間でした!


*8月23日(土) 優しいおじさん*

ダニエラに勧められていたこともあり、ビーチに向かいました。まずはバスのチケットを買いに。こっちでのバスの仕組がよくわからず、チケットを売っているお店の店員さんに聞いてみると、丁寧に教えてくれました。バスでは近くにいたおじさんが教えてくれ、本当に毎日、このカリアリの人々の優しさに触れ、感謝でいっぱいになるのと同時に、こういった地元の人々の観光客への対応が、観光地では重要になるのではないかと感じます。

ビーチに到着!あいにくの曇り空。しかし、約10kmもあるというビーチは人で溢れかえっていました。さすがリゾート地!日本とはまた違ったキレイなビーチでした。いつか泳ぎたいな!

ビーチの周辺を歩き、お昼を食べに向かいました。入ったお店には英語が話せる店員さんがいない。どうしようかと迷っていたら、そこにいた優しいおじさんがメニューを1つずつ英語やジェスチャーで教えてくれ、途中では馬肉を説明するのに鳴き声で真似してくれて!店員さんも材料などをみせてくれたりと、本当に優しい人達ばかりで、メニューをちゃんと理解して注文することができました。本当に人の優しさに感動して、私も日本に帰ったときには、困っている人を見て見ぬふりをせずに助けようと思います。


*8月24日(日) カステッロ観光*

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今日は日曜日!ということでショッピングをしようと出掛けたのですが、、、ほとんどのお店がしまっていました!!!日本ではお店の人にとっては日曜日が一番の稼ぎ時ではないのかと思うんですが、こっちでは日曜日は休日なんだと、文化の違いに触れたときでした。

することもないということで、家の近くの観光地としても有名なエレファントタワーへ上ってみることに。階段をもくもくと上っていき、やっとのことで屋上に!もう、本当にキレイな景色が一望できて、本当に感動しました。日本とは建物も違い、歴史的な、色々な構造の建物を上から見下ろせました。そこから、このカステッロという地域にいろいろと面白そうなものがあるなと思い、カステッロ観光がスタート!

歩きました。歩きました!でも、まだまだ知らないカステッロ、カリアリがまた少し知れて、たくさんの景色を眺めて、またカリアリが好きになりました。歩いてみたらわかることも多く、私が思っていた以上に観光客が多くて、それに匹敵するくらい素晴らしい観光地も多いなと感じました。本当にいい街!


*8月25日(月) 食文化の違い*

今日は昨日できなかったショッピングへ。買いたいもの、買えました!

いつも思っていたことが一つ。こっちの人々の食事の時間?文化?がよくわかりません。私たちはいつも朝11時過ぎくらいに食事をとるのですが、周りの人々はコーヒーだけを飲んでいる人が多いような気がします。昼食を食べている人をあまり見ません。そして、夜は夜で、お酒だけ飲んでいる人を多くみます。ご飯はご飯で家で食べて、外にお茶しにいくという感覚なのか、でも時間が時間だし、、、といつも考えめぐっています。


*8月26日(火) スーパーの違い*

今日は自炊のための食糧を調達しに。スーパーがどこにも見当たらず、近くのマーケットに行くしかなかったんですが、今日やっと街中に発見しました!小さい道に入っていくと、今まで見つけられなかったことが不思議なように、いろいろなお店がありました。

日本と違うことは、やはりハム・チーズがブロックのような感じで売られていること。日本でいうお肉屋さんのようにスーパーの中で売られています。逆にお肉屋さん、魚屋さんを見ない!でかいスーパーではあるようなのですが、これもまた文化の違いかな??


*8月27日(水) チーズのおじさん&初セグウェイ!*

この辺りも結構歩いたので、近くのマーケットのチーズのおじさんにおすすめを聞きにいくことに!チーズのおじさんとは、いつも行くたびにおしゃべりをしてくれて、この前はディスカウントまでしてくれた、本当に優しいおじさんです。すると、セグウェイでフラミンゴがいる公園までいけるツアーを紹介してくれました!!!セグウェイ乗りたい!!ということで、少し高かったけれど、せっかくなので参加することにしました。

本当に楽しかった!セグウェイの運転も簡単!セグウェイツアーのガイドのおじさんが、これまたおもしろい人で。合言葉は‘スパゲッティ!カルボナーラ!’でした。(笑)美しい景色の中を楽しく、セグウェイでツアーできて、日本ではあまりできないことだったので、本当に貴重な体験でした。本当にいい1日だった!


*8月28日(木) チャオ!*

今日もまたマーケットに。昨日のセグウェイツアーの感想をチーズのおじさんに報告しにいきました。そこで、今日やっと、チーズのおじさんの名前がわかりました!(アレスサンドロス!)今日までほぼ毎日会っていておしゃべりしていたのに!今日やっと!(笑)また仲良くなれた気がしてうれしかったです。

またこのマーケットのおじさん達は、私たちがほぼ毎日来ているので、いつも「チャオ!」と笑顔でいってくれます。チャオ!と挨拶してもらえると、なんだか親しくなれたような気がして、毎日うれしい気持ちでいっぱいです。挨拶って大事!

このマーケットほんとに好きです!(笑)英語で話せるのはチーズのおじさんだけですが、言葉は通じなくても、フィーリングで仲良くなれますね。

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