【地域協働入門IV&コラボ考房】スポーツGOMI拾いin城下町―夏の陣―を開催

2014年7月27日
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 課題探求実践セミナー「地域協働入門IV」の1年生5名が、コラボ考房プロジェクト「スポーツ化組合」の2年生と一緒にスポーツGOMI拾い大会を実施しました。スポーツGOMI拾いは、ゴミ拾いを競技として楽しみながら、環境問題やまちづくりを考えるイベントです。

 

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 7月27日(日)の本番は、準備や広報不足のため、参加は8チーム34名と少ない大会となりました。更に運営側の人手が足らないことで、チームに同行する審判員をつけることができませんでした。それでも高知市中央公園をスタートして、商店街や日曜市で集めたゴミは28kgにもなりました。優勝は高知大学と高知工科大学の合同チームで、約10kgのゴミを拾いました。

  

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 大会終了後は、高知市学生活動交流館で反省会を行いました。スポーツ化組合の2年生は、協力してくださった高知市商工振興課と高知市中心商店街とも反省会を開くことになっています。

 運営サポートに加え、競技チームとしても参加した1年生の感想をご覧ください。

 

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○人文学部1年 男子

 スポーツGOMI拾い大会の運営と参加を通して、ゴミを拾っている最中にも、終わった後の反省の時にも思うことや考えることがたくさんありました。

 今まで私はイベントを運営するといっても高校の文化祭などの限られたことだけしかやったことがありませんでした。一般の方が参加し地域全体で行うイベントの運営側になるのは大学に入って初めてでした。特に今回のスポーツGOMI拾いでは、運営する側の大変さを強く感じました。イベントを成功させるためには、事前の念入りな準備が必要であることを痛感しました。

 今後も自分たちでイベントを運営していくことがあると思います。その時は今回出てきた反省、その改善点などを考慮していきたいと思います。

 

○理学部1年 男子

 今回私たちはスポーツGOMI拾いに参加させてもらいました。しかし私たちは運営側であるにも関わらず、不備が目立ちました。一つは集合時間に遅れたこと。二つ目はイベント当日のゴミ袋の制作。三つ目は参加人数が少ないことによる審判の不在です。この三つに共通することは、責任感の無さだと思います。特に審判が不在だとスポーツGOMI拾いとして成立しないので、商店街の理事長が「今回はイベントとして失敗だ」と言われたのは、もっともなことです。(参加人数の少なさが生じた)理由は広報活動が甘かったことと準備の遅さです。解決策は知人にも声をかけること、当日参加を求めてみること、早めに集まり、定期的に連絡を取り情報を交換し合うことです。

 今回私たちは参加者側としてもイベントを楽しむことができました。そこで思ったのは、スポーツGOMI拾いが、とても夢中になれるものであること。年齢関係なしで楽しめるということです。このイベントにメディアの方も来ていたので、もし放送されれば多くの人に知ってもらうことができます。そうなれば次の参加者は増えるかもしれません。また手伝えることがあれば、私たちも頑張ります。

 

○人文学部1年 女子

 私は授業でスポーツGOMI拾いをお手伝いさせていただいたのですが、イベントを成功させる難しさを学びました。中途半端なやる気や不十分な準備では、多くの人を巻き込んでイベントを盛り上げることは不可能だと感じました。前日までに念入りに打ち合わせと、役割分担をしっかり行うべきでした。

 私は授業で指示された範囲以外でも、スポーツGOMI拾いの宣伝を行いました。友達を誘ったり、SNSで情報を集めたり、出身高校にポスターを貼ってもらうよう依頼したりといったことです。しかし今回の競技参加者の中には、私の宣伝によって来てくださった方は一人もいませんでした。宣伝活動は対象者と時期をよく考えて行うべきだと感じました。

 また競技に参加した側、イベントの運営側、どちらの視点に立っても、人と人とのつながりをひしひしと感じました。競技中、チームメンバーと作戦を立てたり、日曜市のお店のおばあちゃんに「ありがとう」「ごくろうさま」と声をかけていただいたりして、普段なら面倒くさいと思うようなゴミ拾いが本当に楽しく思えました。地域の方々にとっては、若い人たちがゴミ拾いをしているのは嬉しいことだろうなと感じました。やはり地域活性化のためには若者が、積極的に地域のイベントや取り組みに関わることが必要だと思います。

 そして今回のイベントは(商店街の)安藤さんや市役所の方々を始め、商店街や大学に関わる多くの方々のご協力のおかげで開催することができたと心から感じています。私がイベント当日に司会で使わせていただいたマイクやスピーカー、軍手やトングなどの道具の手配から、集めたゴミの処理まで、地域の方々には本当にお世話になりました。だからこそイベントをきちんと成功させたかったという思いと悔しさでいっぱいです。次に商店街でイベントをする際には、今回の反省を活かして、地域の方々に満足していただけるように力を尽くしたいと思います。本当にありがとうございました。

 

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