【Letters from Cambrige(佐古あかねさん)】第7回(最終回):New eyes,new landscapes
Cambridgeから帰国してもうすぐ5か月になります。
異国の地での半年間は光陰矢のごとし。本当にあっという間でした。
留学に行く前と帰ってからで私自身が大きく変わったところは良くも悪くもないような気がします。
どこに行っても私は私のまま変わらずでしたが、根性はすごくついたと思います。(笑)
ちょっとしたトラブルには何度も遭遇したのでその場その場で最善の策を見つけ、自分で何とかしなきゃという意識が前よりも身に付きました。タクシーの運転手さんと言い合いしたことも今ではいい思い出の一つです。
今は自分が気づかないだけであって、月日が経って振り返れば新しい気づきに出会えるのかもしれませんね。
(家から街に行くまでの風景)
留学中にこんな一文を見つけました。
The real voyage of discovery consists not in seeking new landscapes, but in having new eyes - Marcel Proust -
彼の言うことはもっとも。
でも私は、欲張りなので新しい視点を多く持ちたいと思うと同時に新しい景色も求めたいと思います。
隣の芝生は青く見えるからとか、そういうのではなくていろんな場所を訪れて自分の目で見て聞いて感じて、人とのつながりを感じてその中で一瞬一瞬に感じる気持ちに素直に向き合うことを忘れずにいこうと半年間のCambridgeでの生活でより強く思いました。
この半年間でいろんな人と会うたびに、もっと深く話したい!と強く思いました。
半年間での語学の習得は難しく、自分の思うように言えなくてもどかしい思いを散々し、悔い思いを何度も経験しました。でも、何度も繰り返すことによってきっと開かれる道もあるでしょう。
私は転んだとしても、それだけで終わらせずに近くに落ちている100円玉も拾う勢いで(笑)、夢に向かって突っ走ります。
自分らしく、自分らしく。
そんなことに改めて気づかされたCambridgeでの半年間でした。
そして、周りの人に恵まれていると実感した半年間でもありました。
このつながりが途絶えないように、社会人になっても新しいつながりで結んでいきたいと思います。
最後に、私の留学を支えてくれた私の周りの方全員に感謝します。
ではみなさん、Have a good day!