【地域協働入門II】着ぐるみショーで仲間や社会とのつながりを実感

2014年7月12日
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1年生を対象に「地域協働入門II」では、着ぐるみを使って他者とのコミュニケーションを考えています。

 

授業の集大成として学生が考えた着ぐるみショーを、7月5日(土)杉の子せと幼稚園夕涼み会、7月12日(土)高知市中心商店街土曜夜市で披露しました。学生17名は3グループに分かれ、「清流王子の冒険」「自然王国」「おしゃれなしっぽ」の寸劇を各2回行い、最後はキャラクター5体と学生全員でAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を、通りかかった親子連れ等と一緒に踊り盛り上がりました。

学生たちは仲間との協力や、子どもたちとのふれ合い体験を通して、人と人とのつながりの大切さ、自ら考え行動することの重要性を学んだようです。

土曜夜市が終わった後の学生の感想をぜひご覧ください。

 

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◆夕涼み会では、子どもたちとのふれ合い方がわからなかった。今回は子どもの目線になって手を差し出すことで、子どもたちは見に来てくれることに気付いた。子どもたちが楽しそうに見ているのを見て、もっと頑張ろうと思った。

◆仲間の意見を聞くことも大切だけど、自分の意見を言うことも大切。みんなが「どうする?」みたいに迷って時間をとっていたら、思い切って自分から提案してみたりして流れを変えることも重要。特に緊張している人には、何でもいいから一言かけてあげると良い。終わった後にも「お疲れ様」と声をかけることも大事。外にいるとお年寄りとか困っていたりするのを見るけど、今までは話しかける勇気もなくて罪悪感を残して素通りすることが多かったけど、話しかけてもらえたら嬉しいと思うし、自分も困っている人を助けるという良いことをするわけだから、積極的に社会に関わるべきだと思った。

◆幼稚園の時と同じように、周りとのつながりを再確認できた。ショーは自分たちで作り上げているように思ってしまいがちだが、舞台を用意してくれた人がいることを忘れないようにしたい。普段の生活も同じだ。

◆今回はやりたくないことでも積極的にチャレンジしてみようと思いMC(司会)に立候補した。その意味では自分の殻を破るきっかけになった。自分で立候補すると責任がのしかかってくることは分かっていたし、少し度胸もついたかなと思う。

◆商店街でショーをやることにおいて、様々な人の協力によって成り立っているんだなと実感することができた。店の前でショーをさせてくださった店主さんや、高知市学生活動交流館の方に親切にしてもらえて、とてもありがたかった。また親子連れであったり、いろいろな地域住民とふれ合うことができたことに意味があった。

◆今回の演習で、自分がとっても自分のことばかり考えているなと改めて思い、人のことをもっと考えて行こうと思えた。自分中心じゃなく、人のことを考えて接して行こうと思う。

◆みんなで協力して一つのことをやり遂げることの楽しさや達成感を学んだ。お互いにアイデアを出したり、しっかり打ち合わせをするなど、全員が協力したからこそショーが成功できたと思う。

◆「行動」→「反省」→「反省を活かした行動」のサイクルが、すごく重要であるので、いろいろ行動し反省し活かしていきたい。

◆協力してもらえることを当たり前だと思わず、感謝することが大切だというのは、社会でも同じだと思う。何事でも当たり前だと思わず、一人一人との関係を大切にしていきたい。

◆自分たちのショーの片づけが終わった後、他の出店の方やサークル・グループの方に「お疲れ様」と声をかけていただいた。自分たちがショーを作り上げたのは一人ではないということは分かっていたつもりだったけど、改めて多くの方とのつながりがあって、はじめてショーを作り上げられたのだと知ることができた。

 

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最後になりましたが、杉の子せと幼稚園、高知市中心商店街、高知市役所を始め、着ぐるみ演習にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

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