【地域協働入門V&えんむすび隊】奈半利町の歴史・文化・自然! 東部博体験プログラムをブラッシュアップ

2014年6月1日
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 6月1日(日)、地域協働入門Vとえんむすび隊の共同による「高知家・まるごと東部博」で予定されている自然体験プログラムのブラッシュアップがスタートしました。第1回の今回は、奈半利町を対象に町並みガイドとシーカヤック・シュノーケリングを実際に体験し、学生視点から良かった点や改善点を話し合いました。
午前は、県外出身者と県内出身者の2班に分かれて、なはり浦の会ボランティアガイドの皆さんと町並みを散策しました。歴史・文化・生活といった幅広い解説に耳を傾けながら、奈半利町の登録有形文化財等を見て回りました。その後、班ごとに印象に残ったベスト5を壁新聞形式で報告しました。学生からは、高田屋の蔵、瓦壁・石壁が特に好評でした。話し合いの中で、有形文化財のお宅の中を拝見することができない場合には、写真を活用する案などの意見が出ました。

 

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 午後は、奈半利町海浜センターでシーカヤック・シュノーケリングを体験しました。インストラクターの熱い説明を聞き、いざ海へ!ほとんどの学生が初体験でしたが、サンゴが一面に広がる海を満喫しました。
今後、地域の方との交流を通じて、学生の視点から体験プログラムのブラッシュアップをしていきます! 
参加学生の感想をご覧ください。

 

 

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◆人文学部1年 女子
 初めてえんむすび隊に参加して緊張しましたが、先生や地元の方のおかげで、今日一日で多くの学びがありました。
まず一緒に行くメンバーと仲良くなるところから始まって、奈半利町の町並みガイドさんの話を聴きながら、感じたことを共有したり、自分の地元の話をしたりすることができてとても楽しかったです。
案内してくださったガイドさんも、シーカヤックとシュノーケリングでお世話になったインストラクターさんも、温かい人たちばかりで、私たちを笑顔で迎えてくださって嬉しかったです。「また来たいな」と思えるのは町の魅力だけでなく、案内してくださる人の影響も大きいと思うので、これからも地元にしかない雰囲気を大切にして欲しいなと思いました。

◆理学部1年 男子
 奈半利の町並み歩きでは、目を引くものが多くありました。ひとつは石塀です。丸石で作ったものと、半割にした石で作ったものの二種類があり、赤土で積み上げただけのシンプルな構造でした。規則正しく並んだ石に技術の高さを感じました。
 また奈半利の建物は高知特有の暴風雨にも耐え得るよう工夫されたものが多く、水切り瓦はそれを象徴するものとして印象に残りました。建物下部の“雨黒”というシミも初めて見ました。
 シーカヤック体験やスキンダイビングでは、直に海水やサンゴに触れることができ、高知の自然を知る良い方法だと感じました。温度の異なる二層の海水の境界に生じる“ゆらぎ”も見られ、科学的な観点からも着眼点を持てそうだと思いました。

◆人文学部3年 男子
 奈半利町は、ごめん・なはり線が開通して以来身近に感じるようになりましたが、詳しくは存じませんでした。歴史が深く、歴史的な著名人とも縁があることを知り、大変魅力的だと思いました。まるごと東部博でも、多くの人を奈半利町のファンにできる可能性が大いにあるのではないかと思います。
 歴史と伝統について大変学ぶことが多く、そういったことに興味がある人を呼べるように、小さなことでもいろいろな媒体、ネット、SNSなどを使って発信していただけるとありがたいのではないかと思いました。
 ユニークな石塀があったのが印象的でしたので、他にもいろいろな視点で魅力を探っていっていただきたいです。


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