【えんむすび隊】大野見乙女とコンニャクづくり♪
5月17日土曜日。今回、えんむすび隊は中土佐町大野見に出発しました。3度目ということもあって、昨年も参加した学生を含め6名の学生でお邪魔しました。
まず、朝は8時半から毎月第3土曜日に開かれるモーニングサービスをお手伝い。食事のお運びさんや接客係を担当し、お客様との会話が弾みました。小さなお子様連れのご家族からお年寄りまで、多くの方がいらしていました。今回のえんむすび隊には韓国と台湾からの留学生も参加しており、ささやかな国際交流にも。
午後は、大野見の乙女たちからコンニャクづくりを教わった後、できたての手作りコンニャクを実食!乙女たちと一緒に食べたアツアツでぷるんぷるんのコンニャクには、故郷のなつかしさがあふれていました。
★。・*
参加学生の感想をご覧ください。
○教育学部1年 女子
モーニングサービスでは、接客の仕事は初めてで最初は動きがぎこちなく、迷惑をかけていたと思います。ですが、周りを見ながら自分にできることを探していくうちにモーニングサービスに来られた方や料理を作っている方と交流ができるようになっていました。私の祖父母と同じくらいの年齢の方が多かったのですが、子供連れの親子なども来られていて、年代問わずご飯を食べながら世間話をしている風景には見ていて心が温まりました。私もお話しながら、大声で笑ったりできて本当に楽しかったです。
その後のコンニャク作りは何もかもが初めての経験でした。私は食に興味を持っているので、芋の状態から普段目にするコンニャクが出来上がるまでの過程について質問をしたらとても詳しく教えてくださって、大変勉強になりました。できたてのコンニャクは今まで食べてきたコンニャクと比べ物にならないほど歯ごたえがあって美味しかったです。
私は今、地元を離れて一人暮らしをしており、関わる人も同世代の人が多くなりました。今回の交流はいつもとは違う世代の方々と関わることができて、地元の祖父母や近所の方々を思い出し、また明日からの学生生活も頑張ろうと前向きな気持になりました。ありがとうございました。
○留学生 女子
今日は初めてのえんむすび隊の活動だったです。朝早く起きるのがすごく苦手なので、とても心配したんですが、今日はぜんぜん大丈夫だったです。
韓国にはモーニングというのがないので、とてもすばらしい経験になりました。コンニャクを作るのもめずらしい経験だと思います。
大野見の人達はとてもやさしくて、日本語がよくできない私にもそのあたたかさが伝わりました。そして実家にいるおばあさんのことを思い出しました。
日本に来る前、人たちに「本当に何の代価もなしにお前をいたわってくれるのは、自分の両親しかないことを海外に出たらわかるようになるよ。」と言われたんですが、高知ではみんな自分の孫みたいにいたわってくれて高知に来てよかったと思います。
韓国と違って、日本は地域社会のため努力しているのが感じられました。ぜひ、韓国でも日本のように地域社会のための活動が活発に行われたらと思いました。
いい友だちも会っていい経験もできるようにしてくださって、とてもありがとうございます。またえんむすびの活動に参加したいと思います。