【S・O・S】ウラ学同好会が障がい者就労を支援するNPOを取材しました。

2014年5月21日
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 高知ケーブルテレビの協力で、企業の隠れた努力や魅力を探る番組「高知大生が行 く ウラ学のススメ」を制作しているS・O・S認定団体ウラ学同好会が、「NPO法人まあるい心ちゃれんじどの応援団」の撮影に行きました。

 

このNPOは、チャレンジド(障がい者・児)の親亡き後の行く末を案じて始まりました。現在は菓子工房レネーでの製造・販売や農園作業などを通して、チャレンジドの一般就労を目指した活動を行っています。

今回も学生たちは取材を通して、多くのことを学んだようです。番組構成表とレポーターを担当した人文学部2年の西岡葵さんが報告してくれました。

 

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人文学部2年 西岡葵さん

  

4月8日と10日にNPO法人まあるい心ちゃれんじどの応援団で撮影を行いました。

私は今回の撮影で、番組の構成表とレポーターを担当させていただきました。1年生の夏から秋頃にウラ学の活動を始めて以来、初の大きな役割を担当することになり、とにかく慣れないことや分からないことだらけでした。構成表をつくっていく過程において、私自身の手違いや認識不足などがあり、途中で何度も心が折れてしまい、自分には向いていないと思い逃げたくなったこともありました。

 しかし、取材・撮影に協力してくださる取材先の皆さんの思いや構成表をつくるにあたって様々なアドバイスをしてくれる先輩方・仲間の思いを考えると、ここで逃げないでちゃんと自分と正面から向き合い、構成を最後までやり遂げようと決心し、撮影当日ぎりぎりまで構成を練りました。

 そして、撮影初日。構成表通りの画が撮れるのか、何度もNGを出してしまうのではないか、撮影スケジュールを予定通りに進めることができるのか、撮影が全部終了するまで様々な不安が頭の中にかけめぐっていました。撮影の不安がうずまいていた中で、打ち合わせをしていたときに予想外のハプニングが起きたことを知り、初日のメインの撮影ができないのではないかと思っていましたが、なんとか撮影初日のスケジュールを終えることができました。

 初日の撮影が終わった後、なんとか初日を乗り切ることができ少し安心したのですが、果たしてハプニングが起きてしまった後に撮影を行って本当によかったのかと不安な気持ちも正直ありました。しかし、その不安がよぎったときに、ふと思い浮かんだのが撮影に協力してくれた農業部の皆さんでした。撮影を行う農園ではなく、私たちが撮影を行っている近くで私たちが撮影に来るのを待っていてくれていたのです。そのことを考えると、農業部の皆さんにとっても自分自身にとってもスケジュール通りに撮影ができてよかったのではないかと心から思いました。

 初めてのレポーターは、やはり最初は緊張してしまいましたが、会社の外での撮影に入ると、自分らしい元気さが出てきてレポーターって楽しいなと思える瞬間がありました。しかし、何度も同じところで台詞を噛んだり、滑舌が悪かったりしたので、まだまだこれからだと感じています。

 今回の経験を通して、社会の価値観と自分の価値観との違いや、電話でのマナー、先方に自分たちの考えをいかにわかりやすく伝えるのかということなどを学び、とても貴重な体験ができました。今回学んだことを次回の番組制作に活かしていきたいです!

 

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