5月11日（日）。五月の爽やかな青空のもと、今年度第1号のえんむすび隊が高知県東部の安田町中山地区に向けて出発しました。

　今回は、安田町中山地区のシンボルである「やまいも」の生産拡大をえんむすび隊で応援しました。午後には、地域の方と一緒に中山地区の「いいところ」探し、その結果をワークショップ形式でまとめました。今後も継続的な関わりを通じて、中山地区の皆さんと一緒に、中山を元気にする活動に取り組んでいきます！

　以下は参加した学生がお世話になった地域の方々に向けて書いたお手紙です。

　学生の文面から充実した時間であったことが伝わってきます。ぜひご一読ください。

☆。・*

●農学部2年　女子

　先日は1日楽しい時間を過ごさせて頂いてありがとうございました。
　
　みなさんの毎日をハツラツと、お友達と一緒に笑顔いっぱいで過ごされている姿に元気をたくさん頂きました。

　お寿司はほのかに柚子の香りがしてとても美味しかったです。
　じねんじょのおつゆがあんなに美味しい物であるとは、今まで知りませんでした。
　イタドリを私は始めて食べましたが、ごはんとの相性がバツグンで毎日食べたいと思いました。
　活動の最後にみなさんと中山地区のキャッチコピーを考えたことは1日を楽しませて頂いた感謝の気持ちが少しでも伝えられるように、私なりに一生懸命参加させてもらいました。

　私のいたグループが
　「ごりっと きいや 中山地区」で
　とりをとらせて頂けてとても嬉しかったです。

　みなさんにまたお会いできる日を
　楽しみにしています。

●農学部2年　女子
　
　拝啓 中山地区でお世話してくださった皆さま

　先日の縁結び隊の山芋植えのボランティアにおいて、皆さまと貴重な時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。
　えいちゃん、やすちゃん、てるちゃん、よしちゃん、てるちゃん、しんちゃん…書ききれないくらいのたくさんの地元の方と楽しくお喋りが出来て、本当にいい思い出ができました。（お名前を聞けなかった方ごめんなさい。）初対面の私が話しかけても皆さん笑顔で対応してくださり、本当に嬉しかったです。
　私は、お昼ご飯を地元の方と作らせてもらいました。ご飯も汁物もイタドリもフルーツもお漬け物もどれも美味しくて、特に柚子の香りがするお寿司とイタドリは実家を思い出して懐かしく感じました。
　山芋祭りにもぜひ友達を連れてお手伝いしに行きたいと考えています。その時も皆さんと楽しくお喋りできればいいなと思っています。
　1日という短い時間でしたが、私にとって忘れられない1日です。
　中山地区の皆さま、小倉さん、本当にありがとうございました。中山地区の皆さま方の一層のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
　かしこ

●大学院2年　男子

　中山地区の皆様、本日は芋畑作りにおいしい手料理に町案内に・・・、本当にたくさんの経験をさせて頂きありがとうございました。
　今日の体験を通じて、何よりも皆様から「人の暖かさ」を感じることが出来たと共に、山や川に囲まれた中山地区だからこそ育つ立派な食材を始め、「自然の恵み」を堪能いたしました。
　特に山芋に関しては、普段何気なく食べている食材を一から作るという機会に携わることで、「食のありがたみ」を実感することが出来ました。そして一人一人が愛情を込めて育て上げた食材なだけに、昼食の品々は格別の味でした。近所のスーパーで買う惣菜には、あのような味は絶対にありません。今日のような「楽しい食卓」を満喫できたのは、中山地区の方々の優しさと元気の賜物だと思います。そして何より、皆さん一人一人が地元を愛しておられ、楽しそうに笑顔を絶やすことなくいらっしゃる姿が印象的でした。この活力があってこその中山地区であり、まさに「キラリ輝く」というワードがぴったりな町だと感じました。そんな皆様の姿を見ていて、こちらも元気をもらい、生きていく上で「人と人とのつながり」がいかに大切なことか、今一度認識できました。本日皆様から頂い溢れんばかりのパワーを基に、これからも生きていきます！本当にありがとうございました。