【えんむすび隊】宿毛市楠山地区に宇宙からの新ゆるキャラ登場!

2014年2月23日
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2月22日(土)・23日(日)、えんむすび隊は、高知県中山間地域対策課の結プロジェクトとして、宿毛市楠山の梅まつりで活動しました。今回は高知大生3名に加え、放送大学との初コラボ企画として3名の社会人学生も参加しました。

 

 朝倉キャンパスから3時間かけ午前10時30分に、元楠山小学校の木造校舎を活かした宿泊施設「山里の家」に到着。さっそく餅投げ用のお餅を丸めるお手伝いをしました。

 梅ゆめプロジェクトの皆さんから、坂本ダム開発で集落移転をした後の取り組みを聞かせていただいた後、いよいよ新ゆるキャラ企画のスタートです。地元の皆さんの熱意に応えようと学生も張切り、キャラクター設定とデザインのアイデアがどんどんと膨らみました。

新登場の女子キャラの「春風梅花ちゃん」は宇宙アイドル。3年前に登場した「うめぞう君(本名:梅木梅三)」の幼馴染みで、推定年齢18歳。地球初公演のために楠山の梅まつりに来て、うめぞう君と再会しました。うめぞう君は梅花ちゃんに片思いのようです。

その後、地元の鹿カレーをご馳走になり、着ぐるみの制作と梅まつりステージでのショーの台本を考えましたが、ここからが本当に大変でした。用意していただいた道具と素材をもとに、県庁、両大学の学生と教職員全員で試行錯誤を繰り返し、日付が変わる前にどうにか完成しました。

梅まつり本番で行った2回のショーには多くのお客さんが集まり、うめぞう君と梅花ちゃんは子どもたちに大人気でした。

楠山の皆さんには、学生から元気をもらい、また新しいステップを踏み出すことができたと喜んでいただきました。うめぞう君の恋が実るか、今後の展開が楽しみです。

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参加した学生の感想をぜひご覧ください。

 

○農学部1年 田中結理

 梅まつりを初めて知って、地区でも様々な工夫をして地域を活性化させようという動きがあることを身を持って知ることができた。地域の人たちは、今日より明日、明日より明後日と地元が末永く継続することを願っていて、本当にそれは切実な思いであり、早急に解決することが求められる問題であるということがよく分かった。

 少子高齢化が急速に進行している高知県では、人が少なくなり、活気が少なくなる市町村は少なくない。加えて人口が減少する市町村は増加するはずである。地域の住民が少なくなれば、行事をすることも困難になる。楠山地区でも若者がいない、人がいないために、行事や活動をすることが難しくなっているという問題があった。地域に新しい人を呼び込むのか、元々地元住民だった人を呼び戻すのかでアプローチは変わるはずだが、活動を行う上で必要なのは人だと思った。

若者が減り人口が少なくなる中で、こうして地元を盛り上げようとする人たちや、活動があることを知れて良かったと思うし、自分の地元でも活かしたいと感じた。そのためには、その地域の現状をよく知った上で、誰を対象として目的をどうするのか等、多くのことを考えることが大切だとも感じた。

一番学びになったことは、自分から学ぼうとしたり行動しなければ、ボランティアも有意義なものにならないということを知れたことだ。

 

○農学部1年 山下希世香

 梅まつりという私が知らない地域のイベントにふれ合い、参加することができて良かったと思います。こちらがお邪魔しているにも関わらず、あたたかく迎えてくださり、いろいろな準備をしていただいて、とても嬉しかったです。お祭りにいる間も楠山の皆さんが話かけてくださったりして、その地域の人柄にふれることができたし楽しかったです。

 放送大学の人や楠山の地区長さん、そして私たちなど様々な年代の人が、話し合い意見を出し合って、ひとつのものを作り上げる面白い経験ができたと思いました。せっかくゆるキャラが作られているので、もっと高知市の中心のイベントなどにも、うめぞう君が出て行って、楠山のこととかが知られるようになるといいと思います。

 いろんな人とふれ合い、うどんの販売も手伝いさせていただいたので、そういう地域の人、お客様との接し方も勉強になりました。自分の下手なデザインでしたが、楠山の人と話し合って、どんどんイメージがふくらんでいって、一つのものになるのが見ていて参加して面白かった。ああいう形になって、地域の人の考えも知れて良かったと思います。

(梅花ちゃんの)頭の飾りの梅の花を作るのが難しかったけれど、二次元のものを三次元にすることの難しさを学びました。しかし楽しかったと思います。

 

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