【S・O・S】ウラ学同好会メンバー、地域PR映像研修会へ参加

2014年1月13日
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  映像で地域を元気にしようと香美市にあるNPO法人FUSEが1月12日・13日に一泊二日で行った「神池PR映像作成コンテスト」事前学習会にS・O・S認定団体「ウラ学同好会」のメンバーが参加しました。

 

 初対面の他大学の学生達とともに香美市神池地区のPR映像を創るために学びを共有し深めた二日間の感想を2名の学生が綴ってくれました。

 ぜひご一読ください。

☆。*

◎人文学部2年 三好桃香さん

 この研修会では、信頼関係やチームについてのワークをしてどんなことを意識して神池地区に訪問するかを学んだ。チームで悩み考え、ひとつのものを作り上げることは達成感があり非常に楽しかった。
 13:30からの矢田先生のワークショップでは、初対面の人と信頼関係を結ぶにはとうすれば良いのか学ぶことができた。体を動かすワークで楽しく体から心に入っていくようなワークだった。印象深かったことは鬼ごっこだ。2人でペアになり片方が鬼でもう片方が逃げる。ただしひとつの教室内で16人が動き回るためにスピードはとてもゆっくりだ。一見全員で鬼ごっこをしているように見えるが、実際は2人で追いかけあいをしているためにその人以外は意識していない。誰とすれ違い誰とぶつかったのか全く覚えていない。鬼ごっこが終わった後に、矢田先生は「見えているようで見えていない」ということをおっしゃった。相手の人以外は視界に入っているが意識して見ているわけではない。つまり見えていないのだ。神池に実際に訪問する際も、見えているようで見えていないことを自覚し、私自身が気づかなかった見えていない部分を見えるように努力したい。
 また、プロジェクトアドベンチャーという、それぞれに配られた写真を相手に見せずに並べ替えるワークを行った。持っている情報を隠さずに的確に伝え、並べ替えなければならない。私たちは半日間みんなが仲良くなるようなワークを行っていたために、自然と距離が近づいていた。躊躇なく話しかけることができ、それぞれが活発に動いていた。信頼関係があるのとないのでは、大きな差が生じていた。初対面だとここまで楽しく、一体となって取り組むことは難しかっただろう。信頼関係が築き上げられたことで、並べ替えもほぼ成功しみんなが楽しむことができた。このことを神池でも応用し、そこに住む人と信頼関係を結ぶことで良い作品を作りたい。神池に行く時間は限られているので、その中でいかに交流し信頼関係を結ぶことができるかが、PR映像作成の優勝のカギを握っていると考える。そのために、今回行ったワークを利用したり学んだことを意識しながら取り組んでいきたい。


◎人文学部2年 中山美里さん

 先日、香美市にあるほっと平山という施設で行われた神池映像作成コンテストの事前研修会に参加しました。
今回の合宿の主な目的は他大学の学生同士が交流を深めるというものだったのですが、私は普段から慣れない人に対して壁をつくってしまい、なかなかうちとけられないところがあるので不安でした。しかし、せっかくの機会なので今回はあまり考えずに楽しもうという意気込みで望みました。
はじめは初対面の人たちばかりで不安でしたし、周りを見渡せば他の人も表情が硬く重い空気が流れていました。しかし、矢田先生によるチームワークづくりのためのワークショップでアクティビティをこなすうちに、徐々にみんなの表情が柔らかくなっていき、私自身も気がつくと思いっきり楽しむことができていました。終盤になると今日出会った人たちばかりとは思えないぐらいの雰囲気ができ、夜遅くまでみんなで話をしたり、他大学のことについても知ることができて、大変良い経験になりました。
今回チームワークづくりのためのたくさんのアクティビティを体験して、心の距離と体の距離は密接に関係しているということを実感しました。アクティビティを通して、普段はすることがないような近い距離になったり、体が触れ合うことで、一気に心の壁がなくなったように感じました。今回はこのようなアクティビティというツールがあったからこそだという風にも思いますが、普段のコミュニケーションの中でもこのようなことを意識して行うことで、普通よりも早く打ちとけることができたり、そのきっかけをつくることができるのではないかと思いました。
今回の合宿で得たことを、神池の人たちとの交流やこれからのコミュニケーションの場などに活かしていきたいです。

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