【S・O・S】学生ボランティアセンター、洪水被害のボランティアへ

2014年1月14日
 

防災と被災地支援を軸に活動しているS・O・S認定団体学生ボランティアセンターの平田ひかるさん(人文学部2年)が、昨年9月に台風18号の災害ボランティアとして京都府福知山市及び綾部市で活動をしました。

  その際の様子をまとめてくれましたので、ぜひご一読ください。

 

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台風18号の洪水被害における京都府福知山地方での災害ボランティの報告

                                  人文学部2年 平田ひかる

  こんにちは。学生ボランティアセンターの人文学部2年平田ひかるです。昨年9月17日・18日に台風18号により被害の大きかった京都府北部に位置する、福知山市、綾部市にお手伝いに行ってきました。夏休みだったこともあり、翌日には京都入りをしましたが、被害の大きさは私の予想をはるかに超えていていました。

 

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(土砂により被害を受けた家具)

 私は数年前、地元である愛媛県新居浜市で同じような光景を目にしたことがあります。現地に入った瞬間、その時見た光景が目の前にまた広がっている感じがしました。当時まだ小学生だった私は、被害の重大さにあまり気づかず、悲惨な状況にただただ怯えるだけでしたが、大学生になって福知山市や綾部市で見た光景は一生忘れることはないでしょう。 

 私は、こんな被害の大きな場所でボランティアするのは初めてでした。歩く道も運動場も家の中もぐちゃぐちゃで橋も渡れなくなり、どこから手をつけていいのか分からなかったです。地元の方に指示され、ひたすら泥かきをしました。他のボランティアの皆さんも様々な所でお手伝いをしていました。

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(活動をしている様子)

 

 

被災地のみなさんは涙も出ないくらい辛い中で復旧の活動をしていたと思います。

数日前まで過ごしていた思い出の詰まった家や家具などが全て廃棄物になってしまうんですもの。それでも、被災された方々は私たちボランティアが一生懸命にやっていることを理解してくれて、毎日笑顔で接してくれました。お昼には炊き出しもしてくださいました。本当に暖かい気持ちになりました。いつか、被害にあわれた方々が本当に心の底から笑えるまで何かの形で私たちの活動は続いていくと思います。

また、現地で気にかけ指示をしてくれた方々、高知から来た私をわざわざ迎えに来てくれた先輩方、道のりを教えてくれ皆さん、宿を提供してくれた先輩方、様々な人に支えられたからこそボランティアができました。本当に人のつながりってすばらしい。これからも学生ボランティアセンターを通じで様々なつながり、温かさを築いていきたいです。

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