【Letters from Cambrige(佐古あかねさん)】第2回:ステンドグラスに想うこと
コインランドリーといえば、もちろんお金を入れて衣類をお洗濯する場所です。
高知にいるときは私のアパートの横にコインランドリーがあるのに1回も利用したことがなかったのですが、Cambridgeに来てから利用することがあり、そこで出会う人たちと会話が弾みます。
先日はフレンドリーなお兄さんに
どこの出身なの?
何をしに来ているの?
どれくらい滞在するの?
Cambridgeはどう?
といったような質問攻めにあったり、ランドリーの使い方がわからずに困っているお姉さんに私が使い方を教えてあげたり。早口の人やジョークなんかは全然わからないのでその人の表情や会話の流れからある程度推測したり。
私が出会うCambridgeの人たちが私の中のイギリス人のイメージを作ると同時に彼らも私の言動や態度から日本人のイメージを作るなら私は日本代表の気持ちでいないといけないなあと考えたりもしますが適度に肩の力を抜いて自分らしくあれればなと思っています。
さて、Cambridgeといえば大学都市として有名です。
31ほどキャンパスの建物があり、それらがCambridgeの街並みに溶け込んでいます。先日、大学の中にあるチャペルに行ってきましたが、ステンドグラスの美しさの圧巻なこと。
ステンドグラスが太陽の光によって地面にもその彩に花を添えていました!私はこの地面に映ったステンドグラスの色の方が気に入りました^^誰も気づかないような小さなものにも気づけるような人になれればいいなあと地面を見ながら思いました。
そしてCambridgeの名前にもあるケム川では、パントという乗り物があります。このパントに乗って川下りをするのが、Cambridgeの観光の一つでもあります。川からの景色は陸とはまた景色が異なりすごくステキです。
Cambridgeの街自体はこじんまりしているのですが隠れた魅力がいっぱいあります。DNAが発見された場所と言われている歴史のあるパブや万有引力の法則の発見に大きく貢献されたとされているニュートンのりんごの木の末裔があったり。もちろんCambridge大学のカレッジも見どころです。
Cambridgeは学問に関係した見どころがたくさんあり、その中で私も勉強できるなんて幸せだなあとしみじみ思います。
今日は一段と風が冷たかったので、北風に負けずに明日からも元気に学校に行ってきます!!!
人文学部3年 佐古あかね