【留学体験記】タイの村までイッテQ!:第1回きっかけとなった"友の存在"(伊藤亜美さん)

2013年9月30日
 

月日の流れは、早いものであれから1年が経過・・・

振り返ってみると、そもそも、私がタイに行くきっかけとなったのは3年の前期が始まった頃のある日のことだった。

歯を磨いていた時に突然、携帯が鳴りだし、出ると太尾ちゃん(タイに一緒にいった女の子)からの電話だった。

 

「今、何してる?」

「歯磨いてる(笑)」

「石筒先生が呼んでるから急いで来て!」

とだけ言われ、電話は終わった。

 

用件も言わず切れたため、私は何が何だか全く分からずとりあえず急いで支度をして自転車を飛ばした。

 

「石筒先生が呼んでるって、しかも、急いでって・・・・」

私は何かやらかしたのではないかとハラハラドキドキ不安でいっぱいで教室まで行ったのをよく覚えている。

 

急いで教室に入ると、いきなり「タイに行ってみたくない?」と石筒先生に言われた。

思わず私は「行きたいです!」と答えてしまった・・・。

 

何も考えず、返事をしてしまったのだ。

でも、この返事をしたからこそ、「後悔していない自分」がいるのだと思う。

時には、考えず素直に思ったことを言葉に出すことが大事だと思う。

 

思えば、大学生になってから後先のことを考えずに自分の素直な気持ちに従ってきたからこそ、様々な良い経験ができたと改めて思うことが出来る。

 

また、自分の素直な気持ちの前には“太尾ちゃん”という「友達の存在」があった事を忘れてはならない。

太尾ちゃんと言えば、私の大学生活を大きく変えてくれた人たちの中の一人だ。

1年生に受講した「自律協働入門」で出会い、色々な活動に参加したり、長期インターンシップに行ったりとこんなにも活動的に大学生活を送れたのは太尾ちゃんのおかげなのだ。

タイに行ったことは、私自身が「友の存在」が非常に大きいと実感する出来事になったのではないかと感じている。

 

 

今までの私は自分のことばかりを優先にしていたことが多いと思う。

しかし、これからは相手のために動ける人間になりたいと最近よく思うのだ。

「どうしたらなれるのか?」と自問自答することが増えてきた。

 

でも、良いことなのだろう。人に言われるよりも自分で考えてたどり着いた答えの方が自分に対しても、もしかしたら他人に対しても説得力は増すはずだから。

 

 

タイでの経験は人間関係の大切さを教えてくれる私の経験の中でも色濃く残る経験の一つになった。

 

人文学部4年 伊藤亜美

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