黒潮町で留学生がかつおの藁焼き体験!

2013年9月6日
 

9月6日(金)にイタリア・サッサリ大学から高知大学へ短期で滞在している留学生が黒潮町でかつおの藁焼き体験をしました。

「かつお」を通じた国際交流の様子を学生ボランティアセンターの伊藤創平くんがレポートしてくれました。

★。・*

高知大学学生ボランティアセンター伊藤です。

 9月に入り、夏も最後というこの時期に黒潮町の海に行ってきました!!
といっても遊びに行ったわけではなく、イタリアからの留学生をつれて、授業の一環で行かせていただきました。
 黒潮一番館につきまして、まずは地元の方からお話を聞きました。この一番館ができた経緯や地元の方の海と共にある暮らしを、興味深く聞いていました。イタリアにも農業体験をして、農家に泊まらせていただくという、教育プログラムが多くあるようで、それの海バージョンのような感じで、理解しやすかったのかもしれません。

次は、お待ちかね、かつおの藁焼き体験です!

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 お腹を切って、内臓を取り出して・・・。といった感じで、日本の女の子たちはたじろいでいたのですが、イタリアの女性陣はなかなか肝が座っていた模様・・・。
強火の炎にも立ち向かって、おいしいタタキができました。

 次は、大方の砂浜美術館にビーチコーチングをしてまいりました。
 自身初めてで、ビーチコーチング?っとなっていたのですが、やることは簡単で「漂流物を拾って、何か面白いものをつくってみよう」といった感じのワークでした。
 何かを探してビーチを歩くということは、なかなかない経験で実際にやってみると、なんでこんなものが?というものがたくさんありました。タイヤや木箱、中国製の○○みたいなもの。そんな中、彼からが選んだのは、小さめのペットボトルとプラスチックのコップ、ヘアーブラシと何の特徴もない枝、石、砂、そしてコンドーム(笑)でした。

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まず、構想が本格的!!
さすが、建築学部ということで、完全に「構造物」として、「作業」にとりかかっています。そして40分後、ついに完成。題は『OCCIDENTAL SOCIETY』。全然意味がわかりません。カメラに見立てたモノの前に、ペットボトルがありその中にヘアーブラシと砂とコンドームが入ってるというもの。彼らいわく、このカメラが映し出しているペットボトルの中の世界がOCCIDENTAL SOCIETYということだったが、あまりに芸術性が高すぎて、まったく僕の理解の範疇を超えていました。汗。。。
そのあとは、漁家でお泊まりさせていただき、魚の旨さ、田舎の方の人の温かさに触れて、大満足の黒潮tripでした。 
 
こんな感じで、いろんな意味で高知大学の学生とは違った感覚や能力を持つ彼ら。そんな彼らが高知で今取り組んでいるのが、学内が避難所になったときどのようにマネジメントしていけばいいのかということです。1ヶ月半かけて、毎日毎日、情報を集めては分析し、集めては、分析し、彼らなりの答えを出してきました。
日本の文化や言葉も知らないし、なおかつ防災についても全くの素人の彼らが、必死で1ヶ月半取り組んだ、『高知大学防災計画』は、9月19日の午前中に最終プレゼンです。
是非、興味のある方はのぞきに来てください。多くの方に聞いてもらい少しでも、彼らの努力が報われればと思います

 

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