【タイ滞在記(座間味)】キコト=TAWAN・ザマミの泰国見聞感録

2013年9月24日
130826.jpg
 

 「留学生交流支援制度(ショートステイ・ショートビジット)プログラム」でタイ・タマサート大学に派遣されている人文学部3年座間味希呼くんの日記です。

 タイトルは「キコト=TAWAN・ザマミの泰国見聞感録」。TAWAN(タワン)というのはタマサート大学の学生からもらったタイでのニックネームだそうです。座間味くんの感性で切り取ったタイの生活と故郷沖縄がクロスする瑞々しい日記です。お楽しみください!

★8月26日『トイレの神様』と『芭蕉布』

 朝、7時頃にヴィクトリーエグセブティブホテルを出て、7時30分ごろにヴィクトリーモニュメント駅に到着。タマサート大学の生徒であるナッター、ナッチャーと集合するはずだったのだが、彼らは渋滞に巻き込まれ到着が遅れた。一方、僕はおなかがゆるくなり、顔面蒼白でトイレを探していた。駅の高架橋から隣のビルに通路が伸びていたのでそこに入ってみると、「まだビルは開店時間じゃないからどこかいけ」みたいなジェスチャーをされ、仕方がないとあきらめて、駅の窓口でトイレの居所を聞いた。すぐそばに有る、と言われたのだが一向に見つからない。着替えを覚悟しなければならないかと思う中、近くをあるいているおじさんにトイレはどこか聞くと、通りを曲がったところに有る、と教えてくれた。やっとこさ公衆トイレを見つけたのだが、どのトイレもしまっており、一人が並んでいた。僕が来たところでその一人がすぐにトイレに入ったのだが、そこから5分くらいして一番奥のトイレのドアが開いたのだが、そこには一応列を離れてそのドアの前に並んでいる人が一人いた。まだ入れないか、と僕が一瞬間絶望しているとその青年がこちらを向き、すっと手をトイレの方に差出し、「お先にどうぞ」のジェスチャーをしてくれた。こうして、朝からタイのコンビニで着替えを買う事態は未遂に終わった。他人の調子が悪い様子は、国が違えどわかるのであり、それを見て同情しトイレの順番を譲ってあげる気持ちに、どこか通じるものを感じた。彼の心遣いが心底嬉しかった。「コップンカーップ」でも「ありがとう」でも言い表せそうにない。

 ※続きはこちらから → 0826zamami.pdf(445KBytes)

★8月27日『R.I.P』

 朝は唐辛子の選別を手伝い、朝ごはんを食べた。みんな7時ぐらいからすでに起きて作業しており、毎日10時ごろに起きる「夏休みライフ」とは縁遠いなと思った。朝ごはんのあと、バンジャムルンのコミュニティセンターに歩いて行った。歩いていく途中で犬が気になったが、大丈夫だった。「狂犬病の予防注射しててよかった~」とは言いたくない。コミュニティセンターは観光客でにぎわっていた。バンジャムルンでとれたであろう果物や野菜、フルーツのチップス、ピータンなどが売られ、盛況だった。村の人とも語らい、言葉リピートでかなり盛り上がった。日本で外人が日本語を話すと面白いのと同様、タイで日本人が出来合いのタイ語を話すと面白いのだろう。その後、ゴム農園の見学に行った。

  ※続きはこちらから → 0827zamami.pdf(404KBytes)

 

お問い合わせ

コラボレーション・サポート・パーク
電話:0888448932
コラボレーション・サポート・パーク
  • COC+ロゴ(小).jpg