【えんむすび隊】大川村で"道つくり"をお手伝いしました

2013年8月4日
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 8月4日(日)、高知県中山間地域対策課の「結プロジェクト」への協力として、学生7名が大川村大平集落の林道の草刈りに行きました。
事前に副村長から、山間地の厳しい暮らしぶりや高齢化が進む現状の説明を受けた後、それぞれ鎌を手に取って作業を始めました。草むしり感覚で臨んだ学生たちは、生い茂る草に悪戦苦闘。地元では“道つくり”と言うそうですが、場所によっては正に道を造る感じでした。学生は初めて使う鎌の切れ味に驚いたり、草に覆われた空き家を見て集落維持の難しさを感じていました。
 作業の後は、渓流で涼を取り、特産の大川牛とはちきん地鶏のバーベキューをご馳走になりました。村の皆さんの温かさと、自然の豊かさの中で充実の一日となったようです。
 参加した学生の感想をご覧ください。

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☆。・。*

 

 

 

★人文学部1年 水田成美
 初めて大川村に行きました。印象としては山がいっぱいで自然に囲まれているところだと思いました。草刈りをしてみて、本当に体力がいる作業だと思いました。しかも、この高齢化が進んでいる地域で、この作業をするのは大変だと思いました。
 バーベキューなどを通じて感じたことは、この大川村の人たちは、本当にこの村を愛しているのだと伝わってきました。私は普段住んでいる市のことを好きだと思わないし、町の問題を自分たちで解決しようとは正直思ったことはありません。しかしこの村の人たちは、本気で自分たちの村のことを思っていることが本当にすごいと思いました。地域の人同士の交流が深いからこそ、こういう思いに自然となるのだと思いました。
 地域への提案としては、地域の特産品や加工品をもっとたくさんの人に知ってもらうようにしたら良いと思いました。今日、話を聞いた中で、焼き肉のタレを手作りしている人が、自宅で販売しているという話が印象に残りました。味もおいしく、タレの中に黒ゴマを使ったりと工夫もされているのに、たくさんの人に知られていないことが残念に思いました。また自然が多い地域だからこそできること(星の観察会、キャンプ)を宣伝し、遊びに来てくれる人が増えたらいいと思いました。そして観光客が住みたいと思える村になれば本当に良いと思いました。

★医学部2年 市川由佳
 自然が豊かで景色も素晴らしく、水も食べ物も美味しい! というのが一番の印象です。
特に草刈りに関しては想像以上に重労働で、自家の庭や垣根の手入れとは、規模も必要とされる労力も桁違いになってくるんだということを、身をもって実感しました。このような大変な作業を60歳以上の方の割合が54%という大平地区で分担してこなすのは至難の業だと思います。大川村全体での苦労は相当なものだと思います。
 私は地域への提案として、この大川村の自然、気候を最大限に活用して、夏は避暑地、冬は雪遊びができる県内の高原をコンセプトに、車で来やすい環境づくりと、多くの人が利用できる施設を作る等、長い目で見た大川村発展の計画を立てていけたら、今後大きく変わってくると思います。
 折角素敵な場所なので、もっと大勢の人に知ってもらって、ぜひとも遊びに来てもらいたいです。このままでは勿体ないと強く思うので、これからの大川村の発展に期待しています。
今日は、いろいろとお世話になりました。貴重な経験をさせていただきました。本当にありがとうございました。

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