小さな国際交流を行いました!
国際交流協定校サッサリ大学(イタリア)のパオラ先生(Prof.Paola RIZZ/建築学部教授)が、6月23日~25日の日程で高知を訪問されました。
24日(月)は、「高知市の防災とコミュニティ」をテーマに、2つのフィールドサーベイをされました。
1つめは、高知市上本宮町にある「大崎さん家(ち)」という公民館を訪問し、小地域福祉活動の「サロン」や「100歳体操」について、また防災として訓練や住民同士のリクレーションなどについてヒアリングされました。区長の大崎さん、スタッフの片田さん、片岡さんには熱心に対応していただき、イタリアの災害や建築物の特徴などの質問も飛び出て、お互いの共通点を探るとともに、活発な意見交換を行いました。
2つめは、高知市百石町にある「認定こども園 潮幼稚学園」を訪問し、保育園・幼稚園における防災教育や災害時の避難マニュアルについて、岡村副園長から詳細なヒアリングを行いました。潮幼稚学園では、月1回の防災訓練を進んで実施しており、パオラ先生も興味を持って多くの質問をされていました。また、園内の視察では園児たちがパオラ先生を囲んで交流する姿が見られ、ひと時の国際交流の場になりました。
今回のフィールドサーベイでは、ミクロの視点から具体的な公民館活動や幼稚園の取り組みを見ていただきました。対応いただきました皆様に記して感謝申し上げます。今後、パオラ先生からはイタリアとの比較検討の中で、高知市のコミュニティ再生について有意義なコメントがいただけるものと思います。