ウラ学同好会が、高知銀行から取材先選びのアドバイスを受けました
ウラ学同好会は高知ケーブルテレビと共同で「高知大生が行く ウラ学のススメ」を制作しています。この番組は、普段見ることのできない企業のウラ側を取材し、企業の隠れた努力やこだわりなどを「ウラ学」としてお伝えするものです。
高知大学国際・地域連携センター連絡会で、この取り組みをご紹介したところ、高知銀行地域連携ビジネスサポート部が、取材先の企業選びにご協力くださることになりました。
5月8日、閉店後の銀行に初めて訪れた学生は、「銀行にも裏口があるんだ。」と興味深々な様子で、銀行員としての企業の見方や、経営者の考えの引き出し方など、学生では思いもつかなかった視点からのお話をたくさんお聞きすることができました。
ますます奥深い「ウラ学」を学んでいくことになりそうです。
~学生の声~
人文学部3年 座間味希呼
今日のお話をお聞きして、ウラ学の根底がずんずん揺るがされた気がしました。
さまざまな企業の裏の裏の事情まで知っている銀行の方にとっては、ウラ学の「ウラ側」なんて見慣れたものなのかなと思いました。
でも、テレビの視聴者は銀行のように、その「ウラ側」を普段は見られないのだから、自分たちが視聴者に「ウラ側」(企業の表の部分の水面下2mくらいなのかもしれませんが)を伝えることで、驚きや感動や発見、その他のことを与えられるかもしれないとも思います。
それにはまだまだ活動と番組の宣伝・広告・周知が足りないことを指摘されて、その必要性を感じました。
企業を紹介してもらえるというありがたい機会であったと同時に、ウラ学の問題点を外部の方からご指摘いただける良い機会になりました。
人文学部2年 中山美里
企業を紹介していただくにとどまらず、取材先を決める際や、取材の際の具体的なアドバイスもいただき、実際にそういう仕事をされている方にしか気付くことができない視点での取材の方法を知ることができ、自分にとってとても刺激でした。
特に取材前に、その会社の経営理念を調べておくという方法は、ぜひこれからのウラ学での取材に活かしていきたいと思います。
またこれまで銀行での仕事が、これほどまでに人を見抜く力や、そのためのコミュニケーション能力が要求される仕事だということについて知りませんでした。もし私が銀行の仕事についてもう少し知識を持っていたら、より有意義なお話をお伺いできたのではないかと思い、改めて前調べの重要さにも気づきました。
今まで私は、取材先の企業の方のお話に対して、全てを鵜呑みにするような受身の姿勢でお伺いすることが多かったのですが、今回お話をお伺いして、企業の方に対しても批判的になったり、疑問を投げかけたりなど、積極的な姿勢になることも大切だということを学びました。これらを今後に活かしていきたいと思います。
人文学部2年 湯原陽輔
取材のプロに出会いました。“取材先の見方を変える”これがウラを見つけるためのポイントだと思いました。