【えんむすび隊】4月7日、春の嵐の中、第5回四万十川桜マラソンに協力しました

2013年4月7日
130407-1.jpg
 
  春のうららかな陽の中で、ランナーと楽しく会話を交わしながらの給水ボランティア・・・。「桜マラソン」の名前から思い浮かんでいた学生たちのイメージは、春の嵐に打ち砕かれました。
 

 テントの足が曲がるほどの風に、水を入れて並べた紙コップは吹っ飛び、激しく打ちつける雨に身体は冷え切り、髪はびしょびしょ。大豊町のクルベジをPRしようとせっかく用意したコスプレ衣装の出番はありませんでした。

 そんな中でも、海洋堂ホビー館に近い打井川給水所では、雨が小降りになったのを見計らい、学生が一斉にホビー館の土佐弁キャラクター「いごっそう」「はちきん」「たっすい」に着替えて、ランナーに喜んでもらうことができました。

 過酷な給水ボランティアでしたが、ランナーの「ありがとう」の一言に、温かい気持ちになれた一日でした。

 なお、4月27日(土)に高知さんさんテレビで放送予定の四万十川桜マラソンの特集番組の中で、学生たちの取り組みが放送されます。ぜひご覧ください。

 

130407-2.jpg

 

 <学生の感想>

人文学部社会経済学科2年 岩田紗代子

 朝、出発するときに風が強いとは感じていましたが、まさか現地では雨も降っていると思いませんでした。そのため、雨具などは一切持っていなかったので、頭からずぶぬれになりました。雨と強風だったのでかなり寒かったです。防寒もしていなかったので正直ボランティアどころではありませんでした。

しかし、いざランナーを迎える時間になると、寒さをそれほど苦に思わなくなりました(手はかじかんでいましたが)。ランナーが必死で寒い中、しかも向かい風の中を走ってくる姿を見ると、こちらもへこたれてはダメだと思ったのです。ランナーを励ます立場だったのですが、逆にこっちが励まされた気分になりました。  

今回はかなりきついボランティアでしたが、また来年も参加したいと思いました。今度は防寒具とカッパを持っていこうと思っています。

 

理学部理学科2年 鍋島美智

クルベジの宣伝を兼ねての給水所でのボランティアを予定していましたが、天候が悪く、給水所自体もバタバタしていたため、クルベジの宣伝をやめ、給水所のボランティア一本で活動しました。

私が、桜マラソンのボランティアを通じて感じたことは、地域の人の温かさ・アットホーム感のあるマラソンだったということと、イベントのスタッフとしてその場で臨機応変に対応できる柔軟性が必要だということです。ランナーのゼッケンの番号を見ては、選手名簿から名前と出身地を探して、「○○さん頑張ってー!」、「○○から来てくれてありがとー!」などと声をかけるスタッフをされている地域の人はとても楽しそうで、温かく、そしてそんな応援にランナーさんも嬉しそうに応える姿がとても印象的でした。

その反面、天候が悪かったために予定していたことを変更せざる得ない状況もあった中、参加するランナーのことを第一に、桜マラソンを成功させるために柔軟に物事に対応される姿は本当にすごいと思いました。

天候が悪いからクルベジの宣伝をやめるという選択肢が悪かったとは思わないけど、他に何か違う方法で宣伝をするというやり方もあったのかなと思います。その場その場で最高の判断ができるようになりたいと思いました。

 

農学部農学科2年 中村美貴

雨が降っていて風も強く、天候は悪かったのですが、給水所でスポーツドリンクを作ったりバナナを切ったり、学生ではない方と合同でランナーのための準備をすることができました。

ランナーの方が続々来て、「ありがとう」、「いただきます」など声をかけてくださる方が大勢いました。ランナーのほうがしんどいはずなのに私たちにも笑顔で声をかけてくださりうれしくなりました。給水所のボランティアをしてみて知らない人と給水所を通り過ぎる一瞬の間しか関われないけれど応援したりしてつながることができてよかったと思いました。

終わったらすごくあったかい気持ちになれました。このボランティアをやってよかったです。

 

人文学部社会経済学科2年 西森早里

 私は四万十桜マラソンの給水ボランティアをして、いくら事前に話し合いをしても本番に予測不可能なことがおこるのだと思いました。

まず天気予報で当日雨は降らないと聞いていて、着ぐるみも今まで通りに着れば問題ないだろうと思っていましたが、当日は雨でしかも風も強く、着ぐるみを安全に着られない天候でした。また、机に給水用のコップを並べるのも一苦労で、風でコップが飛んだり、草などのごみがコップの中に入ってしまっていたりしました。

 でもランナーが通り始めて実際に給水の手伝いをすると、ランナーの方からお礼を言われたり、「頑張ってください」と言うと、笑顔で返してもらえたりしました。その分自分も、うれしくなってより一層笑顔でランナーを励ますことが出来ました。

 

130407-3.jpg

お問い合わせ

コラボレーション・サポート・パーク
電話:0888448932
コラボレーション・サポート・パーク
  • COC+ロゴ(小).jpg