【S・O・S】第1回学生ボランティアと支援者が集う全国研究交流集会報告:学生ボランティアセンター

2013年2月28日
 

2月27日、28日に東京で行われた「第1回学生ボランティアと支援者が集う全国研究交流集会」に高知大学から参加したS・O・S認定団体学生ボランティアセンターの瀬尾奎太くん(理学部1年)が、当日の様子をレポートしてくれました!

 

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「第1回学生ボランティアと支援者が集う全国研究交流集会」報告書

学生ボランティアセンター 瀬尾 奎太

 

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 2013年2月27日、28日と学生ボランティアセンターのメンバーとして上記の交流会に参加させていただきました。今回の参加経緯は、いつもと同じように代表からの「東京で交流会があるから言って来てや」という適当な一言から始まりました。僕も正直今回の研修が何をするのかわからないまま行きました。当日聞いてびっくりしたのですが、この研修に関しては選抜があって、何名か不本意ながら参加できなかった方がいるという話を聞いて、僕のこの適当な参加理由がいかに愚かであるかということを思い示されました。

前置きはこれぐらいとして、本題に移らせていただきたいと思います。今回の交流会は二日にわたって行われました。正直言うと、自分が何か行動をして何かを得ると言うことはありませんでした。シンポジウムを聞いてそこから何かを感じるということしかなかったと思います。オープニングにおけるシンポジウムでは我々と同じ大学生が行っておりました。彼らに共通していたことは、少なくとも現代社会において個々人何か問題を感じているんだということを感じました。これは大学生に限らないことですが、基本的に人間はエゴイストな生き物であり、利己的な要素が多いです。それがこのようなボランティアでは顕著に現れてくると思います。僕もこんな偉そうなことを言ってますが、正直人のために何かやったかと言われたら皆無に近いと思います。しかしそれではいけないと思う自分がいるのも事実です。このような自己中心的な思想は、近代に始まる科学絶対主義、いわゆる合理主義に基づく思想によるものとしか考えられません。少し話がずれましたが、自分が他人のために何が出来るか、それを考える一つのきっかけと今回のシンポジウムはなったと思います。

また、愚痴ばっかり書いてる気がしますが、今回交流会という名がついてる割には、それほど交流が可能な空間ではなかったと感じました。もっと、グループで何かの課題に取り組む、議論するなどというのを取り入れていただいたら、もっと交流できたのかなと感じます。来年、第二回が開催されることが決定したらしいので、まだ僕が行かせていただくかわかりませんが、楽しみにしたいと思います。

そろそろ結論に移らせていただきますが、今回の交流会で思い知らされたのが、各団体それぞれ組織がしっかりしており、目的意識もしっかりしているという印象を受けました。僕が所属しているボランティアセンターはそもそも組織自体がしっかりされていないというのが事実です。次の第二回では、もっとうちの団体はこんなことしていますなど、いわゆるネタをたくさん持っていけるようになりたいと思います。

学生四年間というのは非常に長い時間ですが、決して娯楽のために費やす時間ではありません。学生生活に何をするべきか、自分が世間で言うまともな人間になるためには、どのようなことをすればいいのか、それを考える一つの材料として今回の研修を活かしたいと思います。           

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