蜷川発長者行き 学生がつなぐ中山間連携ツアー

2013年3月14日
 

3月14日(木)、「蜷川発長者行き 学生がつなぐ中山間連携ツアー」が行われました。 

これは高知大学の学生が授業や準正課活動などでお世話になっている地域と地域をつなぐ初めての試みです。

当日は黒潮町蜷川地区の皆さん9人が仁淀川町長者地区を訪ね、長者地区の取り組みなどの話を伺いました。

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 長者地区は、美しい棚田が残る中山間地域で高齢化率34%、人口は700人。平成15年から「長者だんだんくらぶ」が、休耕田の環境保全活動を始め平成19年から高知大学とのコラボレーションがスタートしました。

 

「良い意味で大学を利用する」ように心がけてきたと会長の西森勇幸さんは仰います。大学生の「地元の人とは違う目、新たな視点」を取り入れ、棚田のキャンドルナイトや七夕祭りの復活などに取り組んできました。

 昨年12月には念願の農家レストランがオープン。これも大学生が「長者にないもの」で「集う場所」「休憩場所」をあげたことをヒントに計画がスタート。
 今後も自分たちの身の丈に併せて、お年寄りや子どもたちが気軽に集えるようなレストランに育てていきたいとのこと。

 

一方、黒潮町蜷川地区は「であいの里蜷川」で月二回モーニングサービスを実施しているほか、宿泊も受け入れています。
高齢化率は数年前に50%を越え地域をいかに元気にするかが課題。
同地区では地域協働入門の授業で毎年学生がお世話になっており、この3月からは蜷川を活動ベースにした女子学生5人のコラボ考房プロジェクトチームが誕生しました。

それぞれの取り組みに刺激を受け、これから益々地域が元気になることを願っています。
また、このようなご縁を積極的に大学としても紡いでいきたいと思います。

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