いの町 かみのひなまつり でボランティア体験

2013年2月24日
130224.jpg 
 

2013年2月23日(土)・24日(日)の2日間、いの町で行われた「かみのひなまつり」で高知大生4人がボランティアとして活躍しました。

 

いの町観光協会の皆さんを中心に町の皆さんには大変お世話になりました。

今回の経験を通じて、参加した学生たちは高知の良さや人の温かさ、自分の故郷のことなど考えたようです。

 

以下参加者4名の感想を掲載します。

 

ぜひご一読ください。

 

  。     。☆

☆             * ・   

 

 

★理学部1年 鍋島美智さん

 

私は2月24日に、いの町ひなまつりにボランティアとして参加してきました。いの町は高知大学がある朝倉に近いものの、一度も行ったことがなかったため、とても楽しみでした。実際行ってみると、商店街などが見られ、思っていたよりもお店が多く、どこか私が住んでいた市と似ているような印象を受けました。職員の方に駅まで迎えに来ていただき、会場に向かいました。会場では朝からせっせと職員の方々が準備されていて、私は何をしたらいいのか、どんな感じでいの町ひなまつりというものが開催されるのかが分からず、ぼーっと立っていることしかできませんでした。私の状況に気づいて、指示を出してくださったり、話しかけてくださったおかげで、初めての場所でしたが、アットホームな雰囲気で とても居心地が良く感じました。このボランティアでは、私は本部でスタンプラリーの説明をする仕事をしていました。職員さんたちが来た人に親しげに話している姿や、いろんな情報を取り合って今後の動きについて確認したりされている姿を見ると、いの町ひなまつりを楽しもう、成功させよう、と全力を尽くしておられる様子をじかに見ることが出来ました。お昼休みをいただいて、ひなまつりの会場の中を歩いてみると、お店が出ていたり、紙芝居をしていたり、とにぎやかな雰囲気でした。その中では家族連れ、友だち同士、カップル、夫婦・・といろんな人が来られていました。どんな世代の人も、同じ空間で楽しめる、これが地域の行事の力なのかなと感じました。どこか一つの世代をターゲットにす るのではなく、みんなで作って地域みんなで楽しむというような雰囲気をいの町ひなまつりのボランティアを通じて味わうことができました。このような地域に根付いた行事が、何年も引き継がれていけばいいなと思ったと同時に、地元に帰りたくなりました。ボランティア当日は多くの職員さんの方や、地域の方と関われてとても良い経験ができました。ありがとうございました。

 

 

★理学部2年 高市紗代さん

 

 あたたかい日差しと色づいた花々が見受けられ、ようやく春めいてきました。

三月になれば、女の子の厄除けと健康祈願のお祝い「桃の節句」ですね。いの町では、一足早いひな祭りが行われました。私もボランティアとして「かみのひなまつり」を満喫しました。

 きいろい菜の花、ももいろの梅の花とともに色紙で作られた飾り物がそこらかしこにちりばめられています。桜の開花と同時に小学生になる子どもたちが、紙でできた雛の衣装を身にまとい、七福神と一緒に飾られた道を歩いていきます。かわいいことこの上ありません。目の前を歩かれたらカメラを構えずにはいられませんでした。スマホごしに坊っちゃん嬢ちゃんに目を奪われつつ、やさしい七福神から福をいただくというなんとも贅沢なひと時を送らせていただきました。

七福神さんも紙の衣装でしたね。パレードの小物と色鮮やかな衣装のクオリティーには目を見張りました。お祭りにいらした地域の方々もパレードに付いて行っていましたね。パレードが通り過ぎた後の出店の寂しさは忘れられません。私も一緒にパレードを追いかけたかったです。

私が手伝わせていただいた足湯・ぜんざいの隣に無料で紙作りを体験するところが設けられておりお祭りに来た子供たちの活躍の場でもありました。みんな楽しそうに且つ得意気に、そして最後はどや顔で作った紙を握り締め出店を回っていたのが印象的でした。見ているだけでひたすら面白かったです。心残りがあるとすれば、見ることに夢中になり、紙作りを体験することを忘れていたことぐらいですね。ああ残念。

 こうして、本来の仕事に手をつけず、純にお祭りを満喫してしまいました。実行委員長をはじめ、多くの方々が協力して作られたお祭りが「紙の町」いの町に福を呼び込み、子どもたちに最高の笑顔もたらせている姿が魅力的でした。二日間、素敵な体験をさせていただきありがとうございました。来年も楽しみにしてます。

 

 

★人文学部1年 行廣映里さん

 

先日はいの町かみのひなまつりに参加させていただきありがとうございました。今回始めてボランティアさせて頂いたのですが、自分自身未熟なところが多くて迷惑をかけてしまいました。と同時にたくさんのことを学ばせていただいた感謝の気持ちでいっぱいです。

 参加することで地域の方となコミュニケーションをとれ、いのの良さを知れた気がします。今度は個人的に遊びに行ってみたいです。

 私は本部テントでスタンプラリーの受付担当だったのですが、スタンプラリーから楽しそうに帰ってくる子供や地域の方の姿に元気をもらい、ボランティアの良さを肌で感じました。

 私は今大学で国際茶屋という団体に所属しています。地域、学生、留学生をテーマにいろんな企画を計画している学生団体です。いの町には周りに発信できる行事がたくさんあると思います。今回ボランティアに参加して、他の人にももっといの町に知ってもらいたいと感じたので、これからいの町でできる企画を計画してみたいと思いました。

 来年また機会があったらいの観光協会のひなまつりのボランティアをさせていただきたいと思っています。この度は貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。

 

 

★人文学部3年 馬場海希望さん

 

 今回ボランティアとして参加し、改めて少子高齢化の最先端を行く高知県の問題や「学生」と「地域」とのコラボの重要性が見えた気がしました。

 突然ですが、私は、地元が大好きです。将来は地元に帰り、貢献しようと望んでいます。今回、携わることがでにたいの町観光協会をはじめとする地域の方々も「いのが好き」という前提のもと、いきいきと仕事をしているように感じられました。しかしながら、やはり目立ったのが私たち20代の若者の少なさでした。菜の花と折り紙で飾られた街並みに、お雛様やお内裏様の格好に着飾った子供たちと七福神に扮した大人たちが笑い歩き、福を招く。紙の街の気品がどことなく垣間見えるほがらかで温かい雰囲気が私の中でいのという地域の印象に残りました。そんな場で、働くことができ、本当に幸せな時間を持てました。いのの良いところ、しかり高知のいいところを知ることは、他県出身者にとって自分が生まれ育った街と向き合うことにもなると思います。若者の需要という地域の視点よりも、これから社会で働く学生が地域に入ることの重要性を感じることができました。

 結果的に、参加期間を1日伸ばし、両日共に参加することとなりました。ご迷惑もたくさんかけたかと思います。心がほっとする2日間を提供してくださいましたコラパ~の方々、今回携わったいの町の方々へ、本当に感謝いたします。

 ありがとうございました。また、遊びに行きます。

お問い合わせ

コラボレーション・サポート・パーク
電話:0888448932
コラボレーション・サポート・パーク
  • COC+ロゴ(小).jpg