【地域協働企画立案】龍馬の志をつなぐ Hand-in-Hand
11月18日(日)早朝、龍馬記念館前のシェイクハンド龍馬像が1歳の誕生日を迎えることを記念し、桂浜の龍馬像からの約500メートルを、人から人への握手でつなぐ大イベントが行われました。
参加者は龍馬記念館が想定した500人を大きく超え、県内外の龍馬ファン約900人が集まりました。高知大学からは地域協働企画立案を受講する1年生6名と教員2名が参加しました。
桂浜に昇る朝陽がまぶしい8時半すぎ、途中の県道を通行止めにできる2分間に一斉に手をつなぎ、互いのぬくもりを感じながら両像を心の鎖で結びました。その間、全員が志を一つにして、龍馬記念館の森館長と一緒に、「龍馬さんに誓う 現代こころ八策」を読み上げ、世界平和を願いました。
~龍馬さんに誓う~ 現在こころの八策
1.家族を大切にしよう
2.お年寄り、先生を敬おう
3.友達と仲良くしよう
4.思いやりの心を持とう
5.正々堂々と歩もう
6.志は高く持とう
7.勇気を持って行動しよう
8.Let’s go! Hand-in-Hand(手をつないで前に進もう)
参加した学生の感想です。
最初、龍馬像と龍馬記念館にあるシェイクハンド龍馬を握手で結ぶと聞いて変わったことをするなと思いました。でも実際に隣の人と握手をしてみると本当に500メートルの間が人と人の輪でつながっているなと感じました。
人文学部1年 西森早里
桂浜で行われた「レッツゴー ハンド イン ハンド」では、朝のイベントにもかかわらずたくさんの人が集まっていて、龍馬がこんなにも愛される存在だということを改めて実感しました。
早朝から大勢の人が集まり手をつなぐことは私の人生で二度あるとは思えません。
現代こころ八策を唱和しながら胸が熱くなりました。時を越えて手を結んだ2体の龍馬から、今を生きることの大切さを教わりました。
人文学部社会経済学科1年 田村佐織
私は、坂本龍馬記念館館長、森健志郎氏の「全世界が握手の絆で結ばれれば平和になる」というようなお話に共感しました。そして、本当に参加者約900人の私たちが世界の平和のきっかけになれることを願いたいと思いました。
農学部1年 浅山久留美
坂本龍馬記念館の館長を中心とした人のつながりが会場全体から感じられ、人の鎖が完成したとき、自分もその一部なんだと実感できました。参加できてとても嬉しかったです。
農学部1年 津田光世
早朝の桂浜にそれぞれ関わりの無い900人以上の人が集まり、握手で竜馬像を繋げることができたことに感動しました。「みんなでつながろう」というテーマが達成でき、とても気持ちの良いイベントでした。
人文学部1年 仲村啓大
龍馬像と龍馬像の間を約900人で手をつなぐということは、感動的なことだった。900人の心が一つにつながっているように感じた。手をつなぐことで人の心までつながるということに驚いた。
農学部1年 松村歩梨