11月4日（日）に開催された第３回「コラパ～」まつり。

11月5日に速報をお伝えしましたが、今回は、企画から会場設営・当日の司会進行まで裏方で支えたS・O・S認定団体「コラパ～」まつり実行委員会の学生から「学生たちにとってのコラパ～まつり」を振り返ってもらいました。

☆「コラパ～」まつり実行委員会・総務班から☆

11月4日、第3回「コラパ～」まつり ~「コラパ～」流おきゃく文化~ を黒潮祭と同時開催で実施いたしました。当日はお天気にも恵まれ、無事全日程を開催することができました。当日ご来場の皆様、ならびにご協力いただきました地域の方・学生など関係者の皆様に、「コラパ～」まつり実行委員会一同心より御礼を申し上げます。 

今年度の「コラパ～」まつりは委員会内で総務、企画班、広報班と大きく3つのセクションに分けて準備を行いました。私たち総務では、主に地域の方との調整や物品・スケジュール類の管理といったことを担当していました。

 今回は3度目の「コラパ～」まつりであったとともに、昨年同様黒潮祭との同時開催でした。そのため、当日までの全体計画はバタバタしてはいましたが、比較的スムーズに進むことができたのではないかと思います。

まつりを行うにあたり、今年度は団体構成として1年生の割合が多かったため、「コラパ～」まつりというもののイメージ共有をどう図るかという課題がありました。 

そのため夏休みの合宿時から計画を練り始め、準備期間中は地域の方とのやりとりや企画内容の醸成、物品発注・管理などの作業を通じてイメージ共有を図りました。また、直前時期には臨時ミーティングの数を増加させたことで計画の「詰め」を行えたため、当日に大きなミスなく無事に終えることができました。 

短い時間での作業のため全体的にバタバタはしてしまいましたが、来年度以降に向け準備マニュアルを作成するなどしてその点を改善しつつ、計画性をより高めていきたいと思

います。

☆「コラパ～」まつり実行委員会・企画班から☆

　私たち企画班は、「おきゃく文化」というテーマに沿ったコンセプトのもと、イベント作成や当日のイベント進行等を行いました。おきゃくとは、『宴会』を意味する土佐弁で、ゴザの上で自由で、楽しく、分け隔たりなくその場で知り合った人どおしで宴会をするという酒の文化が浸透した高知ならではの文化の一つです。今回のまつりでは、ゴザの上での約120人の「いただきます」で開始し、地域の方々から提供していただいた鍋を片手に、○×クイズなどのイベントを催しました。私たち企画班では、土佐の文化を取り入れつつ、昨年の反省点である地域や学生、一般の方々と交流をしてもらうことを一番の目標としました。高知県各地の地域の魅力を紹介したり、その地域に携わっている学生の活動報告など、お互いに知ってもらえるような仕組みを当日まで考えました。その結果、たくさんの方々の協力もあり、地域と学生と一般の方、そしてコラパ～まつり実行員全体で「コラパ～」まつりin黒潮祭を盛り上げることができました。しかしながら、班内での会議不足などにより、企画内容を深く練ることができていない点も多々あり、当日、イベントでの予期せぬ不具合などの改善点も多く残りました。来年は企画内容をさらに練り、地域と学生との「交流」というものがもっと深められるようなイベントを作りたいと思います。

☆「コラパ～」まつり実行委員会・広報班から☆

広報班はメディア対応・ポスター制作・当日の呼びかけなど「コラパ～」まつりの主旨や魅力を多くの人に伝え、まつりに参加してもらうことに力を入れていました。今年度の「コラパ～」まつりでは、全体的な準備が遅れていた為、どのように広報すればいいか分からず、広報活動が遅れていた部分もありました。しかし、一人一人が企画書を読み込み、自分なりの言葉で「魅力」を伝えたことで、高知新聞・ＦＭ高知・ＮＨＫ等４社に事前告知をしていただけることにつながりました。

来年度に向けては、外向け広報に加え「学内広報」に力を入れたいです。なぜかというと、私たち「コラパ～」まつり自体の目標が「地域と学生のつながりをお手伝いすること」なので、「学生」に焦点を当てた広報が重要なのではないかと考えたからです。具体的な案としては、ＳＮＳを使って人から人へ口コミで広がる告知方法と授業の合間に実行委員自らが宣伝を行うなどが挙がりました。結果として、主旨を理解した学生がまつりに参加することで地域との間により深い関係が築けたらいいなと考えています。