【コラボ考房】ウラ学同好会の森さんが「ふわふわ豆腐」を映像化!

2012年10月3日
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コラボ考房プロジェクト「ウラ学同好会」の森未来さんが、夏休みのインターンシップで、四万十市中組の「ふわふわ豆腐」の取組みを映像にまとめました。ウラ学同好会は高知ケーブルテレビと企業のウラ側を探る番組を共同制作しています。

不安いっぱいで臨んだインターンシップの成果報告です。

 

 

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人文学部社会経済学科3年 森 未来

 

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9月11日~20日の10日間、NPO法人人と地域の研究所の「ふるさとインターンシップ」に参加しました。私が参加したのは、四万十市西土佐の中組という地域で民泊をしながら地域のPR映像を作る!というもので、映像の上映会の模様が9月21日付の高知新聞朝刊に掲載されました。

 そもそも私がこのインターンシップに参加したきっかけは、友人からの誘いでした。しかし、その時点ですでに2社のインターンシップに行くことが決まっており、正直乗り気ではありませんでした。しかも学生一人での参加と聞いて、心底不安でした。大学でテレビ番組制作の活動をしていると言っても、まともに撮影したことないし編集方法も分からず…。西土佐への出発当日未明まで2つ目のインターンシップの活動があり、眠たさと数多くの不安を抱き、汽車で向かいました。

しかし着くなり、眠気や不安は一気に吹き飛びました。中組地域のみなさんは私が来ることを本当に心待ちにして下さっていたようで、毎日おいしいご飯と楽しいお話で大歓迎していただきました。私のことをおじいちゃん・おばあちゃんは孫のようにかわいがり、地域の男性・女性たちは娘として、役場の方も友達同然に接して下さり、一人の寂しさは感じませんでした。

 私は今回の映像制作で、心掛けていたことがあります。なるべくテロップや映像の加工は使わずありのままの地域の姿を映像にすることと、そこに住む人々の笑顔でいっぱいの映像にすること。合計2時間半の映像素材を約12分に編集する作業は、一人で限られた時間の中でできるのかと途方に暮れていましたが、中組のみなさんの笑顔や元気な声を聞くうちに楽しくなってきたのを今でも覚えています。

9月19日の上映会にはたくさんの方が来て下さり、スクリーンに投影された自分の姿を見て談笑したり、地域の人にとっては当たり前の川や花、田畑もカメラを通すことできれいだと感動したりしていました。この映像ができたのは、中組のみなさんが撮影に快く協力して下さったおかげです!ありがとうございました。

 今年の夏休みは私にとって休みと言える日は1週間ほどしかありませんでした。しかし、ハードスケジュールの最後だった中組での「ふるさとインターンシップ」で、全てのインターンシップから学んだことや出会った人とのつながりを実感しました。1つ目のインターンシップでできた仲間からエールをもらったり、2つ目のインターンシップ先の社員さんと中組でお会いしお話ができたり…。大学との関わりや他地域での活動もされている中組の方もおっしゃっていましたが、いつどんな人と出会うか分からないし、人との出会いがどこでつながっているかも分かりません。だから期間中の付き合いとは言わず、もう一度絶対中組を訪れたいと思っています。

 

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 ※中組地区では【コラボ考房プロジェクト】チームNSZ101も活動しています。

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