【タイ滞在記】伊藤亜美さん編(9月10日:みんなに支えられている)
9月10日(月)
昨日は寮ではなく、ニューちゃんという今度高知大学に来る学生の友達の部屋にお世話になることになっていた。
待ち合わせをして部屋まで行くと、その子はどうやら今日は友達のお家に泊まりに行くからここは自由に使っていいとのこと。
なんかとてつもなく悪いことをしてしまった・・・・
感謝しながら、明日のプレゼンを作った。
夜中の1時くらいまでやって残りはレイアウトのみ・・・
あとは当日の朝にやることにして寝た・・・・・・・・
昨日はよく睡眠時間30分で1時まで頑張れたな・・・
人間いざとなるとできるもの!!
そんなこんなでできたプレゼンを午前中にデン先生と今日の朝にタマサード大学に到着した石筒先生の前でプレゼンをした!!
自分なりに精いっぱい作ったつもり。
しかし、プレゼンの半分くらいが終わったところでデン先生の講義が始まった。
私のスライドを利用してBJRのことを説明してくださった。
デン先生からはなぜ観光客の人たちはわざわざ講義を聴きにBJRまで来るの?
なぜBJRの人たちはお金を稼ぐことができるのか?
そんな質問をされた。
わざわざ来るのは、やっぱり“百聞は一見にしかず”で実際に自分の目で見てホームステイをしたり、実際にその人たちと同じ生活をすることで聞いて得られるもの以上に体感してわかることもたくさんあると私自身生活して感じた。
それが一番の理由ではないのかなとその時の私は考えていた。
先生の講義も終わり、続きを話そうとしたところ、私のプレゼンはどうやら終わりで太尾ちゃんのプレゼンになってしまった。
これからが私の一番言いたかったことなのに・・・・・
そう心の中で思いながらも主張しなかった自分が悪い。
言いたいことがあるのなら、時には時間を割いてまでも伝えるべきだと後悔した。
だから、デン先生には後で伝えようと思う。
そして、デン先生の考えを伺いたい。
そんなこんなで、やっとプレゼンは終了!
しかし、昨日一昨日くらいから親知らずの痛みが出ていた私は朝デン先生に病院に行きたいことを伝えていた。
ちょうど石筒先生が来ている時で良かった。とても心強い。
午後からは学生が車で近くにあると言ってもだいぶ車を走らせていたような気がする。
それにしてもタマサードの学生には本当にお世話になっている。
授業があったのに私のせいで間に合わなかった。
本当にごめんなさい・・・・・
病院に行く途中の車内で、私は皆に支えられてここまで過ごすことができているのだと改めてしみじみと感じていた。
タイの学生が高知に来た時、“できるだけのことをしてあげたい”そう強く思った。最初に私たちがタイに来てよかった。
これで海外から来るということの大変さ、不安も体験したからこそわかってあげられる。
自分の経験を十分活かしてタイの学生をサポートすることができる気がする。
きっと逆の立場だったら、私は相手の気持ちをあまり考えられず自分の予定を優先してしまう気がする。だから、タイの学生を受け入れる前に経験で来てよかった。
そんなことを考えているうちに病院へ到着!
何もかもが初めて!!歯は保険が適用されないらしく・・・
お金がものすごく心配・・・・
保険を一応出すと、保険会社に連絡をしてくれ、日本人の方と話ができた。
どうやら、親知らずでも保険は適用されないらしいが、治療費は500バーツから1000バーツくらいだそうだ。それなら良かったと一安心。
来る前に先生に言われた通り、症状を説明できるように辞書でわからない単語を調べておいて念のため、ノートに書いておいた。
私の歯を見てくれた先生も英語がペラペラというわけでもなく、学生にところどころ通訳してもらいながら診てもらった。
結果はやっぱり親知らず!これが親知らずといっていたのにただの虫歯っだたらどうしようと来る前に少し不安に思っていた(笑)
なんせ親知らずだけが痛いわけでなく、その周辺の歯も痛みを感じていたため、本当のところ何が原因なのか定かではなかった。
先生によると、親知らずが周辺の歯を圧迫しているため、痛いらしい。
治療中には私の周りを5人くらいの看護師さん?が囲んでいた。
日本人ということもあり、珍しかったのだろうか(笑)
せっかくの記念なので、写真を先生と撮ることにした。
先生はどうしてここで写真を撮るのか理解できない様子で拒んでいたが、なんとか一緒に撮ることができた!!