【太尾郁恵のうるるんタイ在記】9月16日:今日も一日ありがとう
9月16日
朝、午前中おばちゃんたちが観光客用におやつを並べるのをお手伝いしていると、高校生の女の子が話しかけてくれました。
それからずっと今日はその女の子と行動していました。高校生ということで英語が話せる!と思い、最後の最後に自分が今まで疑問に感じていたことを聞いてみました。思っていた以上にスラスラと話してもらえ、分からなくなったときはちゃんとわかっていないことを伝えてもう一度。それでもわからないときは、絵や文字にして伝えてもらいました。
これだけ、英語で話すことができるということは、それだけ自分の村についてすでに知っているということになります。このことについても不思議に思いました。自分が地元のことについて知っているかと聞かれても、自信を持って言えることは自分が生まれ育った家の周りのことぐらいで、地域についてはそこまでわかっていない。そしてわかっても活き活きと話せるかはわからない。二人で話しているときも私にはその女の子がすごく輝いて見えました。そしてさらにこの高校生はすごい!!観光客の前で村の紹介もバスにのっても案内をします。そして時々私に隣でその内容を英語で訳してくれました。ありがとう。
今までも何回かバス案内には同行させてもらいましたが、今日はとてもお客さんと運転手のおじさんや案内をしている女の子の言葉のキャッチボールが多く、笑いもありました。観光客の人たちと村の人たちの一体感も感じ、心温まるツアーだったと思います。これが高校生ガイドの持ち味なのかもしれません。さらに村を好きになってその思いを伝えてほしい、そして彼女に会いたいと思うリピーターを一人でも多くつくってもらいたいと思いました。そう、私みたいに。
観光客の人たちからもよく勧めてもらった場所でもあります。
でも、やっぱり都会、観光地と言われても、タイでした。正直、心からの気分転換にはつながらなかったけど、実際にこの目で見れたことは嬉しかったです。あと、もう少し。
今日も一日ありがとうございました。