【タイ滞在記】伊藤亜美さん編(9月7日:もっと知りたい!)
9月7日(金)
昨日は寮に帰ってからプレゼンを少しでも形にしようと思ったのだが、眠気に襲われ、本当に少ししかできなかった。
だから、今日は頑張ろう!!
とにかく先生から出された課題を自分なりに解釈をした。
そして、タイに来る前にBanjumrungが参考にしているという高知県の馬路村について調べていたので、馬路村との比較をすることで自分なりの提案をすることにした。
まず、違いは産業となる資源の数の違いだ。
馬路村は林業が衰退してからは柚子加工商品一つで勝負をしている。
それに比べ、BJRはゴムの木、ドリアンにエビをペースト状にしたカピ、ナンプラなどと実にたくさんの資源がある。
だから、もっと工夫をすれば今よりももっと発展できる可能性は大いにあると思う。
次に、アフターケアのあるなしの違い。
馬路村の場合、一度馬路村に訪れたことのある人がまた馬路村の商品を購入できるようにと通販を行っている。それだけでなく、手書きの手紙を入れることで、ただ商品を届けて満足をしてもらうだけでなく、その先にある“感動”を届けている。
ごっくん馬路村の工場に見学させて頂いたときに、社員の方から聞いたお話である。
それを思い出し、BJRと比較をしてみると、そういうアフターケアと呼べるものがBJRには私がみてきた限りではなさそうだ。
きっと、このアフターケアをBJRに合う形で実現できたなら、リピーターの増加に貢献できるだろう。今は政府のモデルケースとしても認定されているからタイの各地域から人が毎日のようにたくさん訪れているからいいものの、それだけに頼っていてはいつかその訪れる人々も数に限りがでてくると思う。
たくさん人が訪れている今だからこそ、その人々をもっと大切にしたほうがいい。
そんなことを考えて、私は次のことを提案することのしたのだ。
馬路村と同様、通販を事業として展開すること。
これには、BJRの商品を気に入った方がまた買いたいと思ったとしてもまたBJRを訪れるには時間と交通費がかかるため、そのコストを削減するためにはネット通販が最適ではないかと思った。
また、BJRではホームステイをしてもらった人たちの連絡先などを毎回書いてもらっているノートが各家にある。それはただ書いてもらっているだけでまだ活用されていないようだ。
せっかくそこでできた繋がりがそこで途絶えてしまってはとてももったいない。
そこで、馬路村が手紙を送っていることを参考にホームステイをしてくれた方々にも帰った後にお礼状などを送付してみてはどうだろうかと考えた。
お礼状だけでなく、BJRの様子がわかるような新聞などと一緒に送るとよりBJRのことが伝わるのでリピーター増加にも役立ちそうだと思った。
ただ馬路村を参考にしただけで、自分だけの提案が思いつかないのが悔しい。
色々考えたが、思いつかなかった。
まだまだBJRのことが知れていない証拠だ。
なんかこのプレゼンを通して、もっともっとBJRのことが知りたくなった。
帰ってから、もっともっと観光客の人たちにも聞いてみよう!!