【太尾郁恵のうるるんタイ在記】9月5日:コミュニティって?
9月5日
8時15分に集合
そこから、CODIから支援を受けながらスラムから独立した
コミュニティを見にいきました。
ここに住むには土地も高いらしく、家は自分たちでスキルを身につけ、
建てたそうです。これが自立するコミュニティにつながるのかな?
しかし私は一つ疑問に思いました。
どうしてこんなに土地が高いところにわざわざ住むのか、と。
もっと土地が十分に存在する農村地や村で生活するほうが良いのでは?と。
そこで、この時、一緒に引率してもらっていた先生に聞いてみたのですが
答えはいたって簡単でした。
農村や村には仕事がない、だからみんな町にでてくる。
だいたいスラムになるところは、職が近くにあるということ。
それは日雇いの仕事でも、なんでも。
とのこと。たしかに~・・・納得。
といいますか、私はタイに来て初めてスラムが
土地の名前ではないことを知りました。
タイの場合は毎年規定が変わっているみたいなのですが、
決められた面積に決められた人数分以上の人たちが住むと
そこはスラムになるということ。
恥かしながら、今回の調査がなければ、
私はずっとスラムは土地の名前でタイにしかないもだと
思っていたと思います。
実際に見てさらに言葉以上のことを知ることができました。
やっぱり自分の目で見てみないとだめです。
そして最後にここの地域のコミュニティリーダーの方が
“世代を超えて協力することがこれからのコミュニティに発展する”
といっていました。
たしかに、私が見てきたタイのコミュニティは、
家と家の垣根が低く家族同士がとても仲が良い。
みんなで一人一人の健康、安全管理を行っているようにも見えました。
そこに、安心という文字が隠れているように思います。
そのことがコミュニティをさらに強めているような気がする。
安心って簡単に言葉には発することはできても、
なかなか現実には難しいな。
と、いろいろ考えながら~
もう一つの班、エビ養殖班のグループと合流するために、海へ(笑)
※海なのか川なのかわからないけど、塩っぽい匂いがしたからきっと海です
そして到着~
今日はこちらの海の上でランチです(^O^)
立地条件もすごいし、建物もすごい…
料理もすごく美味しかったです!
他にもいろんな料理たべたよ~(^O^)
この魚は最高に美味しかった!!
ご飯を食べた後は、本当はエビ班の調査の近くで
貝拾いの予定だったのですが、
みんなの声にデン先生が応えてくれまして…
念願の“タイ式マッサージ”(^O^)
最初はこしょばかったのですが、だんだん慣れてくると気持ちいい。
ハーブっぽい匂いにも癒され、2時間なんてあっという間…。
若干痛かったけど、身体は軽くなりました!
タイにいる間にもう一回は行きたいな、なんて(笑)
だって安いんやもん(笑)すごいよね、タイ!!
みんなでマッサージでテンションが上がっているなか、
寮に帰って来てからはおきまりの講義の情報共有。
みんなのリスニング力には毎回、本当に驚くばかり。
聞いてなさそうに見えて聞いてるからな~(笑)
さすがです、みんなお疲れ様。
明日からは、大きなポスターとパワーポイント作りみたい。
もう、ラストスパートなんだね。
12日間なんて本当にあっという間だったな~。
最後まで、力合わせて頑張ってほしいな。
とかいいながら、私も個人プレゼンが待ってるよ~~。