【太尾郁恵のうるるんタイ在記】8月27日:三度目の正直
8月27日
26日には無事、円谷先生とタマサード大学の学生さん、
ガンくんとニューちゃんが村に到着。
この学生さんは、高知大学に10月から一か月間、留学に来る二人です。
バンコクに戻る前にもう一度“ふわふわ”を作るために、
今日は、一日大豆の皮むきをしました。
日本のような石臼があればいいんですが、
文化が違えばカタチも違うということもあり、
皮むきをするもの一苦労。
先輩やパンケーキちゃん(有田さんがお世話になっている
ホームステイ先の子どもさん)と一緒にひたすらやっていました。
約、400グラムの大豆なのに、かかった時間は約5時間…。
もう、大豆が見たくない状態にまでなりました。
このパンケーキちゃんが持っているのはI PAD?かな。
これで英語のお勉強をしていました。時代ってすごいですね~。
それから、今日も村には視察関係の方々がおいでて、
夜は一緒に少しだけ飲みました。
言葉はわかりませんが、とりあえず、笑われたら笑っとく
という教えのもと、ずっと笑っていました。
村から少し近いらしいリゾート地?観光地?の
ラヨーンからいらっしゃっていたみたいで、
次村に帰った時は、案内してもらう約束をしました!
大きなマーケットに、綺麗な海~!!
ずっと行ってみたかった場所でもあるので、楽しみです(^^)/
そして、次の日27日は、8時に大学のバン
(乗り合わせタクシーの貸切版、車)が迎えにくるということで
皮をむいた大豆を一晩水につけ、
朝の6時にコミュニティセンターに集合して作り始めました。
三度目の正直という言葉を信じ、いざ挑戦(笑)!!
“about”な目分量はもう卒業、ちゃんと計算して、
それよりも少なめな水の量で試したのにも関わらず、
やはり、豆乳になると味は薄い…。
中組のおばあちゃんたちが味見でくれる豆乳の3分の1ぐらいの味わい。
美味しくない…。
これだけ薄かったら、にがり入れてもまた固まらんやろな~、
とか思いつつにがりを少しずつ入れてみた。
前よりはすこし固形のものは増えたけど、やっぱり固まらない。
あ~、やっぱり今回も。
そこで、円谷先生の提案
“固まらんのやったら、苦くてもいいから、もっとにがり入れたら?”とのこと。
“たしかに!!”
もう、まずは固めてみよってことで、レシピにかかれていた量よりも、
2倍ぐらい多くいれてしまいました。
こ、これはにがいやろな~、とも思いつつ、じっとお鍋とにらめっこ。
“え??でも固まってきてるやん!!”
とのみんなの声(^^)/味見してみたけど普通の豆腐。
本物のふわふわみたいな形より少し大きくなってしまいましたが、完成しました。
自分のどこかにあった不安とか責任っていう気持ちが一気になくなりました。
でもきっと、先輩たちの後押しがなければ、
もう一度ふわふわに挑戦することはもしかしたらなかった
かもしれないぐらいの一回目の打撃と、もやもやしてた一週間。
挑戦してみて良かった。
しかし、ここで問題!!
作ったのはいいものの、私たちもう出発しなければいけない!!
村の人たちの食べるところや感想が聞けないまま、
私たちはバンコク、タマサード大学まで来てしまいました。
帰ったら、聞いてみよっと(^^)/
そして、タマサード大学に到着!!
『え?これ大学??』っていうぐらいの敷地面積と建物たち。
おおきな庭と入口から始まり、敷地内には二つの競技場に大きな図書館、
お寺、セブンイレブンも数か所、さらにはガソリンスタンドまでありました。
一つのまちみたいな感じでした。
すごいよ、タマサード大学!!
高知大学の約10倍できかないぐらいの大きさ(苦笑)
移動は無料バスやら、有料バスやら原付タクシーからタクシーまで。
確かに歩いて移動してたら大変なことになる。
私は絶対迷うことのない高知大学の方が落ち着くから好きだけども、
数日間だけならこのいい雰囲気を楽しんでみるのもいいかも?!とか思い中。
ただ、寮には大量の蚊とムカデみたいなミミズみたいな生物が多くでます。
毎日戦いです。私の部屋にはまだ出てないけど、あみちゃんの部屋には
ヤモリがでたようで…。ヤモリは時間の問題だと考えます。
移動と新しい環境に少し疲れたため、明日(28日)は
円谷先生と会うことにしてお休みをいただきました。
行ってきます~(^O^)♪