【地域協働入門2】プロの「着ぐるみコミュニケーション」を調査しました

2012年8月19日
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8月18日・19日

 

着ぐるみによるコミュニケーション力向上を目指した
地域協働入門2(共通教育初年次科目課題探求実践セミナー)では、
10名の受講生全員がその効果を実感する結果となりました。
そこで本物の着ぐるみの現場を体験し、
コミュニケーション力を高めるノウハウを探るため、
受講した学生3名と東京と茨城で調査を行いました。

初日は、多摩動物公園(東京都)での着ぐるみグリーティング体験です。
NHK教育テレビ「お母さんといっしょ」の「にこにこぷん」などで
着ぐるみに入っていた方が講師です。

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まず自分が入る着ぐるみを選び、それぞれの性格や年齢を決め、
それにあった動きをイメージしていきます。

そのあとは、子どもに会った時の動きや、
喜んでもらうにはどうすれば良いか、
もっと遊びたいという気持ちを残しながらの別れ方といったことを、
自分や仲間、講師と考えながらの講習でした。

さて、本番。夕方でしたが、まだまだ厳しい暑さが残っています。

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学生たちは他の体験者と一緒に、
次々に入園してくる親子連れをお出迎えしました。

講習で学んだことを生かし、子どもたちとジャンケンをしたり、
記念撮影、ステージで踊ったりと、あっという間の40分でした。

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学生は、本物の着ぐるみの暑さにヘトヘトになりながらも、
「お客さんに自分から一歩踏み出すことができた」
「グループでなく、自分で何をすればよいのか考えることができた」
「子どもの笑顔で頑張れた」
と、授業よりもさらに積極的な行動ができる自分に気づいた様子でした。

二日目は、NHK「みんなDEどーもくん!」の取手市での
公開収録を観ることができました。

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特別に、「うさじい」と「たーちゃん」の操演者(役者)に
インタビューする時間をいただき、プロとして心掛けていることや、
着ぐるみの魅力などについてヒアリングしました。

今回の調査結果は、これからの授業などに役立てていきます。

平成24年度科学研究費助成事業(挑戦的萌芽研究)

協力:ちょこグループ

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