平成22年度に高知大学と高知県教育委員会は共同で「高知CST養成拠点事業」を開始し、平成23年度より第1期受講生を受け入れました。平成26年度からは、「高知CST養成拠点事業」の理念を継承した「(第2期)高知CST養成・活動事業」を平成29年度まで、「(第3期)高知CST養成・活動事業」を令和3年度まで実施しました。
令和4年度からは、これまでの理念を継承しながら「(第4期)高知CST養成・育成事業」を高知大学と高知県教育委員会の共同で実施することになりました。
企画事業の内容は、以下の事業を実施することにより、高知大学大学院における理科教員養成の質的向上を図ると共に県内の小・中学校教員の理科教育における指導力 向上を図ることを目的としています。
全国的に児童生徒の理科学力の向上が求められる中、本県の現状も例外ではないと考えられます。小学校段階で子どもたちを理科好きにし、理科に対する知的興味・関心を育み、科学的な思考力や表現力を育て、中学校、さらには高等学校段階へとつないでいくことが求められます。そのためには、理科教員の指導力の向上を図ることが喫緊の課題であると思われます。