高知県の理科教育をリードしていく者として,CSTの仲間と何らかの活動をしていくことを楽しみとして捉えていくことを念頭に置いて活動している。1年に1回ではあるが,高知CSTのシンポジウムが実践交流の場として定着してきたことは,評価すべきことであると考えている。また,既存の団体と連携し,CSTの活動の場を広げていくことで,双方の活性化にもつながっている。
今後の課題としては,自主的に会の運営をする際の財源の確保,東部と西部の地域間の距離のために相互の参加体制が整いにくい等が挙げられる。
CSTによる教材・教具の開発や,それを使った授業研究の成果について学会等で発表することも,CSTの活動として意識を高めている。また、CSTとしての活動を通して,教員間や大学との連携,地域の施設等との関わりをもつことができている。この関係を大切に,今後も授業づくりや授業改善の研究に繋げていきたい。