2023年11月30日 大豊町立大豊学園生徒との英語交流会を開催しました

2023年11月30日

 2023年11月30日(木)に、大豊町立大豊学園8年生(中学2年生)13人が実践的な英語教育の一環として高知大学に訪れ、本学の留学生5名と英語で交流しました。今回の活動は、本学の留学生との英語交流の経験により英語表現力を高める機会とするとともに、異文化に触れる経験を通して国際理解を深めるという目的で行われ、スウェーデンからオリヴァーさん、グスタヴさん、中国から秘金旭さん、王怡楠さん、マレーシアからイザットさんが交流会に参加しました。

 

 まず、大豊学園生徒による英語での大豊町の観光地、特産品、大豊学園の概要や学校行事、クラブ活動、英語学習に関する紹介があり、留学生は日本の中学校の生活について興味深く耳を傾けていました。また、どのようなクラブ活動があり、何部に所属しているのかという質問があり、生徒一人一人がそれぞれの部活動について簡単に紹介をしてくれました。

 その後、オリヴァーさんとグスタヴさんによる「スウェーデンはどこにあるのか」から始まるスウェーデンの概要とスウェーデンでのクリスマスの過ごし方や料理についての紹介がありました。スウェーデンの特徴的な食べ物として「世界一臭い食べ物」と評されることもある「シュールストレミング」やしょっぱい味の「リコリス」というお菓子も紹介され、皆興味津々でした。

 続いて、王怡楠さんと秘金旭さんによる中国の概要と中華料理ならびに観光地についての紹介がありました。中国は世界一の人口を有し、世界で二番目に大きい国であるため、地域により特徴的な気候や習慣、文化が発展しており、料理の味付けも「南は甘く、北はしょっぱく、西は酸っぱく、東は辛い」と言われているという説明とともに5つの地域の料理と観光地が写真で示されました。日本でもお馴染みの「北京ダック」や「麻婆豆腐」などの料理や「万里の長城」や「兵馬俑」などの観光地も紹介され、皆興味深く頷いていました。

 最後に、イザットさんからマレーシアの多様性についての紹介がありました。冒頭マレーシアの旗やマレーシアの位置についてクイズが出されましたが、正解率はそれほど高くありませんでした。そして、マレーシアはマレー系と中華系、インド系の人々により社会が構成されており、言語や宗教、食べ物などの文化が異なりますが、英語が共通語なのでマレーシア人は英語が話せるとの説明があり、皆感心していました。

 

 それぞれの発表が終わった後、5名の留学生を囲んで小グループに分かれて10分間ずつ自己紹介や発表に対する質疑応答、「将来の夢」についてグループメンバーで英語で語り合いました。10分経った後、次のグループに移動し質疑応答と話し合いをしあい、5回のグループ活動が行われました。グループを移動するごとに皆表情が柔らかくなり、自信を持って英語でコミュニケーションが取れる様子がうかがえました。そして、交流会が終わりを迎える頃には皆すっかり仲良くなっており、大豊学園の生徒からは「コミュニケーションが取れて楽しかった」、「もっと英語で交流したい」という声が聞かれ笑顔が溢れていました。

 

留学生からも「皆積極的で純粋に交流を楽しんでいて短い時間だったが、とても楽しかった」という感想が寄せられました。皆それぞれが異文化を知るきっかけになり交流が深められ、充実した時間を過ごすことができました。

 

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大豊学園生徒の発表  スウェーデンの発表

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中国の発表   マレーシアの発表

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グループ活動  

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