本山町・田んぼアートで留学生も田植えに初挑戦 平成25年6月16日(日)

2013年6月16日

6月16日(日)、教育学部、共通教育地域協働部門が主催する「田んぼアート」にインドネシア、中国、台湾、オーストラリアなどの留学生8名が参加、日本文化とアートを同時に体験し、地元の農家との交流を深めた。

 田んぼアート2田んぼアート3

本イベントは本山町のブランド米「天空の郷」生産団体が毎年行っているもので、高知大学は昨年から参加している。今年は観賞用の稲4色を使って、長宗我部元親の姿や天空の郷の文字を植えた。稲が成長する7月から8月にかけて、絵が現れる予定。留学生たちは日本人学生と混じって、教育学部学生などが圃場にあらかじめ線引きしたデザインに従って苗を植えていき、午前中に終了。真夏のような日差しの中で2時間近くの田植え作業は相当きつかったようだが、ほとんどの留学生は田植えは初めとあって、素晴らしい体験となったようだ。 

その後、同町が運営販売するクラインガルテン本山において「本山町のファンづくり」をテーマにワークショップを行った。留学生は2グループに分かれてアイデアを出しあい、もっと本山の美しい自然をPRすべき、観光客向けの公共施設をもっと作った方がいい、ワイナリーを作ってはどうか、などのアイデアが出された。帰りのバスの中では、さすがに疲れが出たのか、日に焼けた顔を上に向けて爆睡する留学生が多かった。

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                                                          (右が林莉さん)

<中国人留学生 林莉さんの感想文>
高知市は自然に恵まれている町と思います。至るところまでみどりがいっぱいあります。本当に本山町に着いたら、こんな美しいところに住んでるとはなんとうらやましいことだとおもわず考えました。癒される感じがしました。中国は農業の大国と言われています。でも私にとっては、六月十六日に本山町での田植えは初経験でした。みんな一直線で並んで、地元の人と協力しながら苗を泥に植えました。はじめは思ったより難しかったです。どのぐらい中に植えるのもよく分かりませんでした。後は植えれば植えるほどだんだん慣れてきました。地面に戻って田んぼを見る時は、ちゃんと大きくなるといいなあと心から願いました。
ご飯を食べる時も、さすが日本一のお米だ、おいしいとみんなそう言いました。後のディスカッションにも、たくさん面白い意見が出てきました。私にとって、もし本山町で田んぼアートのような活動を参加したら、絶対一度戻ります。稲の生長の状況を確認したいですから。もしほかの体験ができる活動が出てきたら、そこに遊びに行く人も多くなるでしょう。本山町はリラックスに絶好の場所ですから。

                       

<国際連携コーディネーター 新納>

 


 

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