大学院総合人間自然科学研究科農林海洋科学専攻１年の山岡昌希さんと友澤慧大さんが、令和４年12月19日に開催された触媒学会（西日本支部）が主催する第32回キャラクタリゼーション講習会の学生ポスターセッションにおいて、優秀ポスター発表賞にそれぞれ選出されました。

　本講習会は、全国規模の学会である触媒学会の主催行事であり、今回で32回目を迎える伝統あるものです。

　今年度は32件の発表があり、その中の学生の発表演題の中から学会参加者の投票により、全体の上位20％以内に当たる６名が優秀ポスター発表賞に選出されました。

　山岡さんと友澤さんは、上田忠治教授・小河脩平講師の機能性無機化合物研究グループに所属し、環境・エネルギー問題の解決にも活用できる、レアメタルの機能を最大限に引き出した新しい無機材料の開発などについて研究しています。

　本講習会で、山岡さんは、鉄担持触媒を用いた低温電場中での逆水性ガスシフト反応について、友澤さんは、Mo酸化物触媒を用いた低温電場中でのCo₂資源化反応についての発表を行い、その内容が高く評価され、本賞を受賞しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（左から）山岡昌希さん・友澤慧大さん