◆海洋コア総合研究センターの池原実教授らの国際共同研究グループの成果論文が英科学誌「Nature Geoscience誌」に掲載され、令和3年2月23日に電子版が公開されました

2021年2月24日

 海洋コア総合研究センターの池原実教授らの国際共同研究グループの成果論文が英科学誌「Nature Geoscience誌」に掲載され、令和3年2月23日に電子版が公開されました。

 池原実教授は、ボルドー大学(仏)のXavier Crosta博士との国際共同研究の一環として、ノルウェー極地研究所、ビクトリア大学(NZ)、グラナダ大学(スペイン)らの研究者と共同で、南極海における過去2000年間の海氷分布と表面海水温の変動を詳細に復元しました。その結果、南極海の海氷分布が熱帯域のエルニーニョ/南方振動(ENSO)や、南半球における十年規模変動である南半球環状モード(SAM)と連動して変化していることを明らかにしました。

 

 <タイトル>Recent expansion of sea ice in the Antarctic may be a natural change

 <和  訳>南極海での近年の海氷拡大が自然変動である可能性

 論文URL:https://www.nature.com/articles/s41561-021-00697-1

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