◆総合科学系複合領域科学部門の小河脩平講師の研究課題が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)先導研究プログラム「未踏チャレンジ2050」に採択されました

2020年10月23日

 総合科学系複合領域科学部門の小河脩平講師の研究課題「二酸化炭素回収と資源化の複合化技術開発」が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 先導研究プログラム「未踏チャレンジ2050」に採択されました。

 この事業は、2050年頃を見据え、温室効果ガス排出削減などを目指して、エネルギー・環境分野の中長期的な課題を解決し低炭素社会の実現に資する革新的な低炭素技術シーズを探索・創出するとともに、次の研究ステップへの発展、将来の国家プロジェクトに繋げていくことを目的としております。

 今回採択された研究課題は、広島大学と高知大学の共同実施によるもので、二酸化炭素の回収と資源化を同時にかつ低エネルギーで進行させることのできる複合材料を開発することで、カーボンリサイクルに関する革新的な低炭素技術シーズを創出し、将来的な温室効果ガスの抜本的な排出削減に貢献するものとなっております。

 今後は、複合材料に吸着した二酸化炭素を低温でメタノールや一酸化炭素に選択的に還元可能な活性構造および反応場を見出し、さらに寿命-耐久性、選択性-反応速度、投入エネルギーの制御因子を明らかにしたうえで、それに基づく複合材料の設計・創製を行います。

 NEDO先導研究プログラム「未踏チャレンジ2050」の概要はこちら

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