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高知大学研究国際部研究推進課
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生命・機能物質部門
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  業務・研究
 
 昭和58年に高知医科大学動物実験施設として省令化された本施設は、高知大学との統合および改組を経て、現在の高知大学総合研究センター生命・機能物質部門動物資源開発分野(動物実験施設)に至っている。
 動物実験は、医学・生命科学の発展、環境問題への対応、食糧増産など、人類の福祉向上に深く関与している。一方で、動物の尊い命の犠牲に上に成り立っているも事実である。高知大学では、日本学術会議が制定した「動物実験の適正な実施に向けたガイドライン」に基づき、平成19年に「高知大学動物実験規則」を制定した。本施設では、この規則のもと、本学における実験動物の適切な飼育管理、施設利用者に対して関連法規・動物福祉・倫理についての教育訓練、動物実験委員会や動物実験自己点検・自己評価委員会の運営、そして、動物実験計画書の審査等を行っている。また、動物の苦痛軽減を目的に利用者の動物実験手技向上を目指し、動物実験技術講習会を定期的に開催している。さらに、施設職員はさまざまな動物実験技術を導入し、利用者からの多様な要望に応えるため日々努力している。
 その他、共同利用施設として学内外における研究支援や受託研究・試験にも取り組んでいる。
 @ 遺伝子組換えマウスの作製と解析
 A マウスの体外受精、受精卵凍結などの生殖工学
 B ポリクローナル抗体、モノクローナル抗体の作製
 C 非侵襲的な動物用イメージング技術の開発
 D 実験動物を用いた前臨床研究(再生医療、抗腫瘍など)
 E 物質機能性評価
 F 医薬部外品の安全性試験

 
  組 織

   副部門長

津田 雅之 准教授

動物実験施設の管理運営の統括とともに、全学動物実験委員会を介して本学における動物実験が適正に実施されるように活動している。
分子生物学・発生工学的手法(ノックアウトマウスやトランスジェニックマウス)を用いてマウスの発生と再生に関する研究を行っている。

   教 員

都留 英美 助教

主に感染室の管理・運営を担当している。
Th2型免疫応答であるアレルギー反応や寄生虫排除機構について、自然免疫の観点から研究を行っている。また、再生医療プロジェクトの一環として、臍帯血由来幹細胞の機能解析を実施している。

宇高 恵子 教授・兼務

免疫学の教育・研究との兼任で、遺伝子改変マウスを用いた研究を行っている。
特に、T細胞が主体となる腫瘍免疫のメカニズム、抗原認識に関わる膜蛋白、糖脂質の機能を探っている。成果は、積極的にがんの免疫療法の開発や免疫制御の工夫につなげたい。

福島 敦樹 教授・兼務

眼科学教室では、眼免疫疾患発症メカニズムの解析を行っている。基礎研究において、疾患モデルマウスを作製し、ぶどう膜炎、角膜感染症、アレルギー性結膜炎の発症機序の解明に取り組んでいる。これらの基礎研究で得られた知見を臨床に還元することで、新しい治療法の確立を目指している。



佐野 栄紀 教授・兼務

皮膚病を発症する遺伝子改変マウスを利用して、病態解明、薬剤スクリーニング、新たな治療法の開発の試みなど、皮膚科トランスレーショナルリサーチを行っている。現在、乾癬、アトピー性皮膚炎、皮膚癌、強皮症モデルマウスを作成し、解析をすすめている。

 技術職員・事務補佐員は 設備サポート戦略室 の所属になりました



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