高知大学修学支援基金

　平素より、高知大学の教育、研究、地域・国際連携活動に、深いご理解と温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
　高知大学は、現在、「SRU（Super Regional University）：地域を支え、地域を変えることができる大学へ」を理念とし、現場主義に基づく地域指向型の「地域協働教育」を全学教育の幹として、自律的、持続的、実践的、協働的に学び活動する人材育成を推進すべく、従来からの教育、研究や医療、地域・国際分野に加え、時代のニーズに対応した、データサイエンス教育、文化・芸術、スポーツ振興といった幅広い教育・研究等の取組を展開しており、これまで各界で活躍する５万人超の卒業生を輩出してまいりました。令和５年度には農林海洋科学部を改組し、高知県の強みである一次産業をデータサイエンスで改善し最適化するプロセスの研究・教育を推進しています。また、令和６年度からは、大学院修士課程スポーツ・芸術文化共創専攻を新設し、文化振興などの課題を解決できる高度な専門職業人の養成を目指しております。
　しかしながら、近年、経済的な理由で休学する学生が増加しており、将来性豊かな若者が、休・退学を余儀なくされる場合が少なからずみられます。本学では、そのような学生を支援するため、平成28年度に本基金を立ち上げ、これまで141名を超える学生に学費の支援を行ってまいりました。経済的に困窮している学生への支援を継続し、優秀な学生を多く輩出すべく、皆様方におかれましては、本事業の趣旨にご理解とご賛同をいただき、格別のご支援を賜りますよう、何卒、どうぞ宜しくお願い申し上げます。