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2019.8.24-25希望創発研究会(8月例会)を実施

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2019.8.24-25希望創発研究会(8月例会)を実施

2019年9月18日

8月24日(土)-25(日)希望創発研究会(8月例会)を延べ89名で実施。1日目は研究会の全9チームによる現段階でのテーマへの取り組み状況を報告する「進捗状況報告会」を行いました。報告会には、2018年度の企業参画者・学生9名の参加があり、懐かしいメンバーが集う機会にもなりました。

報告会には、後のチーム活動への有意義な意見や提案をお願いするため、地域の現場を拠点に高知県の多種多様な課題と向き合い、地域ニーズと大学シーズを結び解決に向けて取り組む3名の高知大学UBC(University Block Coordinator:高知大学地域コーディネーター)の教員の皆さんにも参加いただき、冒頭で、活動紹介をしていただきました。

進捗状況報告会は1チーム25分(発表10分、質疑応答15分)で、4月~8月の取り組み概要・試行錯誤の様子・現状の「問い」・今後の進め方などをプレゼンテーションしました。

質疑応答の時間には会場内から「継続テーマとしての悩みや乗り越えたことはあるか?」「魚食文化を守りたいモチベーションは?」「自分たちが高齢者になる将来を想定しているのか、現在の高齢者を対象にしているのか?」など発表内容を具体的に掘り下げる質問に加えて、2018年度の企業参画者から昨年度の経験を踏まえての質問がありました。

Aテーマ「持続型・安全・安定食糧生産システムの開発と高知からの発信」

Bテーマ「医療・介護分野での課題解決」

Cテーマ「“明日の日本の姿”を創る」


2日目は、前日の報告会に関するチーム総括の成果を他チームと共有するワークショップ「ZIGZAG(ジグザグ)」を実施。このワークショップは、各自がチームを代表して、自チームの取り組み内容のZIGZAGメンバーへの報告、ZIGZAGメンバーとの意見交換内容の自チームへの報告を通して、各自が自チームの取り組みを自分事とする機会とするためのものです。

3~4名が一組となって意見交換を行うのは初の試みで、普段話す機会の少ないメンバー同士が交流するきっかけにもなったようです。
参加者からは以下のような感想がありました。
「少人数で意見交換できたことがよかった。お互いの顔を見ながらアドバイスをもらうことができ、深くフィードバックすることができた。また、他チームの悩みや相談を聞き、自分の中でしっかり考える時間を作ることができた。もう少し時間が欲しい!と感じた。」
「少し違った目線の意見をもらうことができ、その後のグループワークにも活用されたように思う。」


次月は、それぞれが立てた「問い」の検証をするためにキャンパスを飛び出し、現場へヒアリングに向かうチームが出てきそうです。

 

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